お客さまは、あなたの何に興味を持つのでしょうか?
お客さまは、あなたの発信する情報が、自分の悩みを解決してくれるかどうかに興味があるのです。
ブログのネタ選びについて、あれこれお伝えしていますが、
どんなネタも、あなたなりのお客さまの問題を解決できる情報を伝えるための手段のひとつ、コレ意識してくださいね。
心配事が多く精神的に不安定な40代の女性は、どんな情報に興味を持つのか?
ブログ記事
1日3回ブログ更新!? できますよ〜! ネタ集め編その1
1日3回ブログ更新!? できますよ〜! ネタ集め編その2
の続きです。
3.心配事が多く精神的に不安定な40代の女性は、どんな情報に興味を持つのか?
思いつくまま、ざっと挙げてみました。
・子ども関係(進学先の選び方、お受験、PTA、部活、担任の先生とのコミュニケーション、子どもの病気、習い事、等)
・夫の仕事(収入、会社の業績、仕事内容、単身赴任、上司との関係、等)
・自分の仕事(収入、会社の業績、仕事内容、働き方、上司との関係、同僚との人間関係、契約問題、等)
・自分の交友関係(ご近所付き合い、ママ友関係、学生時代の友達関係、習い事やサークル関係、等)
・自分と親との関係(幼児体験のトラウマ、介護問題、相続問題、等)
心配事が多く精神的に不安定な40代の女性が、これらに関する些細なトラブルが元で発生した事件のニュースを耳にしたらどうでしょうか?
人ごとではありませんから、強く印象を持つのではないでしょうか?
また、これらを題材にして描かれたテレビドラマや映画、本やマンガ等でヒットしているものを見聞きしたら、どのように反応するでしょうか?
ちょうどタイムリーなドラマが1本あります!
カウンセリング視点で語れる「37.5℃の涙」
毎週木曜日、TBS系で放送中のテレビドラマ「37.5℃の涙」、ご覧になっていらっしゃいますか?
「37.5℃の涙」は、新米病児保育士女性の成長物語です。毎回、病児保育を通じて、様々な家庭の問題が浮き彫りになるのですが、その度に右往左往しながら、主人公の新米保育士・桃子は成長していきます。
実は、桃子には「毒母に育てられ、母親・兄弟とは絶縁中」というプロフィールがあるのです。
ドラマ全体に「桃子は母親との歪んだ関係をどうやって断ち切って前に進むのか!?」というテーマが通っており、なかなかヘビーです。
「精神的な悩みを抱えている場合、大元の原因は幼児期の原体験にある場合がある。その場合、特に母親との関係に起因することが多い。」
カウンセリングの世界では、根底をなす考え方ですよね。
「37.5℃の涙」では、様々なエピソードを通じて、「幼児期の原体験が子どもにどのような影響を与えるか」「母親不在の環境で保育士に何ができるか」等という問題提起をしています。
また、各話のエピソードで、
・育児放棄
・片付けられない母親
・親の過干渉&溺愛
・ステップファミリー(再婚同士家庭)の再生
といった問題について語られているので、どのエピソードを題材に選んでも、自分なりの考え方を付け加えだけで、十分「伝えたいこと」が伝わります。
このように、テーマがあなたの伝えたいことに合っていれば、エピソードにあなたなりの見方で解説を付け加えるだけで、お客さまに「伝えて」「感じていただく」ことは十分にできます。
なので、テーマの選び方は重要です。
例えば「HERO」や「半沢直樹」では、「心配事が多く精神的に不安定な40代の女性の悩みを解決する」ということを表現できるエピソードを見つけることは難しいでしょう。(探してみましたが、ちょっとなかったですね。)
ヒットドラマだからと、安直に選ぶのではなく、少なくとも、ターゲットとしてイメージしているお客さま像と、ドラマのテーマがリンクしていること。これは必須です。
興味を持って読んでもらえるブログにするために
あなたのブログは誰のためのものですか?
あなたがビジネスを始めるにあたっては、まず、あなたを必要としているお客さま、必要とされている分野において情報提供を始めるというのがスタートになります。
まず、あなたを必要としてくださっている、たった1人のお客さまをイメージしましょう。
そのお客さまの背後には、数多くのお客さまがいらっしゃるからです。
そして、そのたった1人のお客さまに向けてブログでメッセージを発信しましょう。
あなたの専門的な知識を、興味を持ってもらえるように、わかりやすく、おもしろく伝えるために、ネタ(題材)の選び方を工夫しましょう。
そもそも自分が好きであること、得意であること、気になっていることであれば、それらを調べたりすることは、何の苦にもならないのではありませんか?
自分が好きなものを自分のネタとして使っていくと、無理なく記事を書くことができます。
ネタ枯れの心配も少ないので、オススメです。
お客さまに本当に伝えなければいけないこと
忘れないでくださいね。
お客さま(読者)は、あなたが発信する情報の善し悪しに興味があるのではありません。
あなたの発信する情報が、自分の悩みを解決してくれるかどうかに興味があるのです。
どんなネタを使っても、ネタの話だけで終わらせないでください。
落とし所は、必ずあなた自身の言葉であなたなりの「伝えたいこと」にしてください。
どんなネタを使っても、最後にはあなたなりのお客さまの問題を解決できる情報を伝える、コレ意識してくださいね。