「三つ子の魂百まで」というのは、幼い頃の性質は、大人になっても変わらないという意味の言葉です。
子どもの頃に好きだったこと、例えば、遊びやおもちゃ等、「なぜそれが好きだったのか」を思い返してみるといいですね。
自分が本当に没頭して取り組むことができるものが見つかるかもしれませんよ。
趣味:料理と洋裁、その心は。
最近のわたしの趣味(というか実益も兼ねて)は、料理と洋裁です。
料理については、時々「毎週のつくりおき」をFacebookで発信していますが、なかなか好評をいただいています。
洋裁は、若い頃から好きだったのですが、最近「着たい服がない!だったら自分で作ろう!」ということで、◯十年ぶりに再開しました。時折、日暮里に生地を買いにいってミシンを踏んでいます。
「欲しいければ作る」「ないなら作る」というのが、わたしの基本スタンスなわけですが、思い返すと、「なんでも作る」というのは、子どもの頃からのようです。
例えば小学生の頃、わたしはこんなことが好きでした。
・図画工作。(絵や工作のモチーフはいつも果物。理由不明。)
・マンガを描く。(従姉妹に見せてもらった「マーガレット」や「りぼん」がお手本。お姫様の絵とか、いつも友達に描いてあげていた。)
・紙の着せ替え人形。(自分で着せ替える洋服をデザインしていた。)
・弟とお店やさんごっこ。(弟は怪獣ソフビ人形、わたしはリカちゃん人形。お互い、お店の広告やコマーシャルを作っていた。)
おもちゃとか、そんなに買ってもらえなかったので、子ども心に「ないなら、ないなりに」工夫していたんでしょう。
なぜ「好きなこと」を思い出すのが大切なのか
あなたは、幼稚園や小学生の頃好きだったこと、覚えていらっしゃいますか?
学校の科目では?
友達との遊びでは?
「晩ごはん、何がいい?」と聞かれて、いつもリクエストしていたのは?
休みのたびに行きたがったところは?
子どもの頃からずっと好きで時間を忘れて続けていられるようなことは、あなたにとって本当に好きなことですよね。
実は、このような「好きなこと」の延長線上に、ビジネスのタネがあります。
「なんでも作る」のが好きなわたし、会社時代に培ったのは仕事の仕組みづくりでしたし、今や、なんとなく始めてみた動画制作やHP制作も仕事になっています。
子どもの頃から好きな「作る」の延長線上に、今のわたしのビジネスがあります。
ビジネスのタネを見つけるためのキーワード
あなたにも、遊びに没頭していつの間にか真っ暗になってしまったり、虫や鳥を夢中で追いかけていつの間にか遠くまで行ってしまったりした経験はありませんか?
子どもの頃は、時間を忘れて何かに没頭してしまうこと、よくあったのではありませんか?
「没頭する」「夢中になる」「集中する」これは、大切なキーワードです。
なぜならば、自分で自分をブランディングして、自分にとって最もやりがいのあることをやろうとするならば、自分が本当に好きなことを仕事として選ぶ必要があります。
そして「没頭できる」「夢中になれる」「集中できる」ほど好きなことでないと、自ら全身全霊をかけてお客さまのためにやりたいとは思えないものですし、やりはじめた以上やり続けるということができないからです。
「自分が夢中になれるものは何か」「没頭するほど、やり続けられるものは何か」と考えてみると、あなたの中に眠っている様々なリソース(資源、資産)のルーツは、子どもの頃にさかのぼることができるのです。
子どもの頃に想いを馳せてみると……。
子どもの頃、どんなことが好きだったのか、思い出せる限り書き出してみましょう。
「三つ子の魂百まで」です。あなたの本質は、子どもの頃も今も、変わらないでしょう。
子どもの頃に想いを馳せることで、本当に自分が没頭して取り組むことができるものが見つかるかもしれませんよ。