できるだけラクに、お客さまの興味をひくブログ記事を作るにはどうしたらいいのか?
それは、お客さまが興味を持ちそうな「ネタ」を絡めたブログ記事にする。
これに尽きます。
例えば、ブログ読者として「心配事が多く精神的に不安定な40代の女性」を想定したとしたら、
1.心配事が多く精神的に不安定な40代の女性がハマりそうな、コアな固定ファンがいる分野とは何か?
2.心配事が多く精神的に不安定な40代の女性が欲しいと思っている「洋服・身の回り品」「食べ物」「住まい・インテリア」「生きていく上で必要なもの」はどのようなものか?
3.心配事が多く精神的に不安定な40代の女性は、どんな情報に興味を持つのか?
このような切り口で考えて、ネタを集めるのです。
具体的にどんなネタがあるのか? 少しイメージしてみましょう。
コアな固定ファンがいる分野とは?
ブログ記事
の続きです。
1.心配事が多く精神的に不安定な40代の女性がハマりそうな、コアな固定ファンがいる分野とは何か?
ざっくり考えてみましたが……。
韓流スター、宝塚歌劇、ミュージカル、劇団四季、ドリカム、福山雅治、SMAP、ディズニー、スタジオジブリ、等
この辺でいかがでしょうか?
心に悩みを抱えている女性は「依存傾向」が強いものです。自分の好きなものに、のめり込む傾向も高いでしょう。
そして、そのような人は、自分のハマっているものに関する情報は些細なものでも欲しいものです。情報を得るために「検索」する人も多いはずです。
なので、この「検索」という行動を逆手にとりましょう。
コアなファン心理をくすぐる情報を「ネタ」に、あなたの専門知識を組み合わせた記事を作るのです。
そして、ファン心理情報ネタを「検索」して、あなたのブログにたどり着いた人に、あなたのブログの記事を読んでもらうのです。
「心配事が多く精神的に不安定な40代の女性」を対象に、悩みの解決法を情報として伝えるブログであれば、
<ネタ>
ドリカムの恋愛ソング、20代の頃と40代の今、同じ曲を聴いても感じ方が違うらしい
<伝えたいこと>
独身だった20代の頃と、夫も子どももいる今とでは、心のあり方が変わっているのは当たり前。だから、同じ曲を聴いても感じ方が変わる。意識して心のあり方を変えて、心が健康になれば、ポジティブにハッピーになれるのではないか。
<ネタ>
20年来のSMAPファン、今年、念願かなって初めてライブに行って、大いに歌って踊って発散して大満足したという女性がいる
<伝えたいこと>
体を動かして声を出すだけで、案外悩みはどこかに行ってしまうもの。定期的に発散する機会を持って、心を健康に保ちたい。自分の好きなことで思いっきり発散する機会を作ろう。
こんな風に、「ネタ」に興味を持つ人を検索で引き寄せ、あなたの伝えたいメッセージを届けるのです。
心配事が多く精神的に不安定な40代の女性が欲しいものは?
2.心配事が多く精神的に不安定な40代の女性が欲しいと思っている「洋服・身の回り品」「食べるもの」「住まい・インテリア」はどのようなものか? また「生きていくために必要」だと思っているのはどういうものか?
・洋服・身の回り品
着やせして見える服、若く見える服、似合う色、歩きやすい靴、疲れない靴、アクセサリーの使い方、センスが良く見える着方、悩みを解決できる化粧品、若く見える化粧法、等
・食べるもの
マクロビオティック、ローフード、痩せる食べ方、体にいい食べ物、お通じが良くなる食べ物、カロリーの低い食べ物、糖尿病予防、成人病予防、コレステロール値、GI値、等
・住まい・インテリア
ガーデニング、収納、リラックスできる部屋、健康グッズ、運気の良い方位・風水、開運グッズ、等
・生きていくために必要なこと
お金、自分の健康、運動習慣、ストレスを溜めない、相談相手を持つ、家族が健康でいること、家族・親族が仲良く過ごす、等
「自分の望む人生を送るためには、これが解決しないと困る」とか、「生きていくためには、そこが解決しないとどうにも困る」といったジャンルの情報は、やっぱり気になるものです。
このような情報は、絞り込みによって、さらに尖らせることが大切です。
単に、「◯◯を食べたい」「◯◯が欲しい」といったものから一歩進んで、「健康で長生きするための食事法は◯◯」「いつまでも若く美しくいるための美容法は◯◯」というふうに、なるべく尖らせてください。
人はどんな情報にお金を払う?
これを突き進めて、コンプレックスの解決に関わるものになると、さらに人の興味をひきつけることができます。
例えば、何度も繰り返してしまうリバウンド、女性のシミ・シワ、引きこもりの子ども、片付けられない汚部屋、アラフォー独身者の婚活、男性の髪に関わること、性的なこと、等。
人間、誰しもが抱えている闇の部分の悩みを解決できるもので、望む結果が得られるという確信が得られれば、人は何とかしてその情報を手に入れたいと思うものです。
これら、「お客さまの琴線に触れる」ようなネタを提示して、自分の伝えたいことに引っぱるのです。やり方は同じです。
では次回更新に続きます。