いつも見守ってくれる
いつも暖かい承認をくれる
いつも励まし支えてくれる
どんな自分でもさらけ出すことができる
あなたには、そんな環境と仲間はいますか?
電池が切れたら、どうなるの?
何についてもやる気が出ない、気力が湧かない。そんなふうに「落ちて」しまうこと、ありませんか?
わたしには……。あります。
実は、熱しやすく冷めやすい、凝り性のわたし、興味が湧いたことや「これはやらなければ!」と思うようなことに出会うと、一気にのめりこみます。そして、自分でも気づかない間に、キャパを超えて抱え込んでしまうことがあるようです。
この状態が続くと、一気に「電池切れ」になることがあります。そうなると、もうどんなにスイッチを入れようと思っても、自分で入れられません。
一度こうなると、もう大変! 一気に「引きこもり」になってしまいます。決まっている外出予定はしぶしぶこなすものの、その他何もできなくなります。
自分でもびっくりしたのは、ブログのネタが出てこなくなりました。今まで、テレビを見たり雑誌を読めば、普通に2つ3つは湧いて出てきたビジネスアイディアも、全然出てきません。
「何を書いたらいいんだろう」
それまで「こうやって書いたらいいんですよ!」と人に教えていて、当然自分でも書いていたのに……。
さすがに悩みました。でも、出てこないものはしょうがない、できないものはできないのです。
なんとかしたい!と、ジタバタしながらも、結局は何もできないという状態に陥りました。
なぜ、そうなってしまったのか? たどっていけば理由は思い当たる理由はいくつかあるのですが、要するに「自分から発信する」ということが怖くなってしまったんですね。
有名人、芸能人でもあるまいし、ちょっとブログに書いたりFacebookに投稿したことがネットニュースになるわけでもないのに、何意識してんの??
あなたは、そう思われるかもしれませんが、わたしにとって事態はなかなか深刻でした。
だって、わたしは、一応自分メディアを構築して発信することを生業としてきたわけですから。正直「できない」では済まされないわけです。
「引きこもり」は、なぜ社会に出ていけないのか?
実は、引きこもっている人がなかなか社会に出ていけない大きな理由の一つは、「自分から助けを求めることができない」です。
引きこもっているということ、決して良いとは言えない状態だということは、自分でわかっているのです。でも、その状態を、自分がよくない状態にあるというのを自分で認めるのが怖い、それを人に知られるのが怖いという感情が働くからなんですね。
これって言ってしまえば、自意識過剰と言うんでしょうね。わたしの場合は、自分から発信できないだけでなく、外部からの刺激に極端に敏感になってしまったあげくに、様々なアプローチに対して何も反応できなくなってしまいました。
さて、どうしたものか……。
SOSを発信する勇気
わたしがこのような状態からどうやって抜け出したのかというと、それは一にも二にも、人の助けを借りたからです。
実は、積極的に助けを求めたわけではないのです。一言で言うと、お互いを助け合うことが普通の環境に身を置き、一緒に時間を過ごしたからなのです。その結果、わたしは自然に自己開示でき、自分から助けを求めることができました。
問題はすべて解決したわけではないけれど、かなり元の状態に近いところまで、「自分」が戻ってきました。
それは、わたしが新しい何かを手にいれた、新しい何者かになったということではなく、わたしが持っていた、本来のわたしの姿を取り戻しつつあるということなのです。
なんだ、求めていたものは、ちゃんとココにあったんだ。
今は、そんな心境です。
「自分発信」これから続けていく上で、どうやっていくのがベストかのか?まだまだ迷いと恐れはありますが、どんな発信であろうと、受け止めてくれる人はいるのです。
SOSを発信する勇気こそが、一番大切なんですね。
わたしは何でも持っていた!
わたしは、ちゃんと持っていたのです。
なのに、忘れかけていたのです。
わたしを認め、支えてくれる大切な人がいることを。
大切な人が差し伸べてくれていた手を、自分から手を離しかけてしまっていたのです。
勇気を出して、わたしも差し伸べてみました。そうしたら、ちゃんと掴んでくれたのです。
人間は弱いものですから、これからも、何かの拍子に手を離してしまうかもしれないです。
でも……。いつでも求めれば、きっと応えてくれる。そう思える仲間がいることだけは忘れないでいようと思います。
いつも見守ってくれる
いつも暖かい承認をくれる
いつも励まし支えてくれる
どんな自分でもさらけ出すことができる
あなたには、そんな環境と仲間はいますか?