成功者に学ぶべきは、何をすれば稼げるのかといった、稼ぎのノウハウやテクニックではありません。
本当に学ぶべきは、稼ぐ脳を作る思考習慣と行動習慣です。
その観点で言うと、成功者のそばにいると成功するというのは、間違いではありません。
なぜならば、成功者の日常の生活ぶりを見たり、話をすることで、自然に生き方、考え方をインプットできるからです。
成功者から学ぶべきことは、
昨日まで3日間、アチーブメント株式会社の『戦略的目標達成プログラム『頂点への道』アチーブメントテクノロジー講座』を受講してきました。
意識の高い仲間と一緒に学びを共有する3日間という濃密な時間は、何者にも代えがたいものです。
膨大な質と量の学びがあったのですが、たったひとつ、あなたにシェアをするとしたら、わたしはこの言葉を選びます。
成功とは、良い習慣から生まれる。
ということです。
成功者は、結果の出る「習慣」を作ることに集中しているものです。
がんばっているのになかなか結果が出ない、成功できないでいる多くの人は、ゴールや目標を決めていない、というか、決められないのです。
決められない理由は、たったひとつ。自信がないからです。
ゴールも目標もないのに、成果が出る訳ありません。
マラソンを走りたいと思っている人が、どのコースを走ればいいのか、どこにゴールがあるのか、わからないまま42.195kmを走りきることはできません。
「お金が欲しい」「稼ぎたい」と思っている人が、何のために稼ぐのか、いつまでにいくら必要なのか、ゴール設定と目標を決めることができなければ、「◯◯千万円稼げる魔法のツール」なるものにいくら手を伸ばしたところで、稼げる訳がないということです。
成果をあげる「思考習慣と行動習慣」
ゴールや目標を設定した上で、そこに至るまでの行動を逆算して、よい習慣を作ること、これが一番必要です。
思考習慣と行動習慣では、思考習慣を作るのが先です。
案外、先に行動習慣を作ってしまう人が多いのですが、これは間違いです。思考が行動を作るのです。
よい思考習慣というのは何かと言えば、それはポジティブシンキングに尽きます。
自分に自信がないと、ゴールも目標も決められないわけですが、自分に自信をもつためには、常に物事をポジティブに捉える習慣をもつことが大切なんです。
例えば、もし、多くの人に迷惑をかけるような、とんでもない失敗をしてしまったら、あなたはどうなりますか?
自己嫌悪になったり、いつまでも引きずったりしませんか?
少なくとも、わたしはそうなりがちです。
でも、失敗は「成功しない条件のひとつ」でしかありません。成功するために、身を以て学ぶべきステップのひとつに過ぎないのです。
失敗をどうすれば早期にリカバリーできるか、失敗から何を学ぶか、次に同じ失敗を繰り返さないためにはどうしたらいいか?
失敗を自分にとっての糧とできるように考えることができれば、何の問題もありません。
一時の「快楽」だって「幸福」に変換できれば……。
よい思考習慣が身につけば、自然とよい行動習慣ができていきます。
自分にとってよいもの、自分を成長させてくれるものを選ぶようになるからです。
例えば、夜更かしよりも早起き、グルメよりも健康食、エレベーターよりも階段、愚痴をこぼしあう飲み会よりも自分を成長させてくれる人との食事会、といったふうに。
一時期、どうしても、夜中のお菓子がやめられなかったわたしは、明らかに逆行していましたね。(笑)
自分に自信がなく、マイナスの思考習慣しか持てなかったので、「夜中のお菓子は太るもと」と頭ではわかっていたのに、「食べたい」という気持ちを抑えることができなかったのです。
自分にとってマイナスの成果しか与えないストレス解消法なんて、かえってストレス増大の元なのに……。
コレ、自分に対して「禁止」しても、効果ないんですよ。問題の根っこは別のところにあるので。
自分にとって何がいいのか? 判断に迷うというあなたに、とっておきの判断基準をお教えしましょう。
幸福と快楽、選ぶのはあなたにとっての「幸福」です。さあ、「幸福」はどちらですか?
例えば、グルメ。焼肉、お寿司、スイーツ。美味しいもの、食べたいですよね。
でも、連日連夜これでは、あなたのお財布と健康を直撃するのではありませんか? 美味しいものを食べてストレスを発散したい!と「やけ喰い」で食べまくるというのは、一時の「快楽」にすぎないのではありませんか?
本当に美味しいものは、自分ひとりじゃもったいない! 家族や友達と食べて、一緒に楽しみたい!
自分にとって、好きなケーキを食べるひとときは、本当に至福のとき。これがあるから、仕事も頑張れる。
このような「幸せな気持ち」を持てるのであれば、グルメは「幸せ」になります。
簡単にすぐできる行動習慣の設定方法
あなたが判断に迷わなくなるように、簡単にすぐできる行動習慣の設定方法をお伝えしましょう。
毎朝、自分が達成したい目標をひとつ決めて、手帳に書きます。夜、手帳を見直して、できているかどうかチェックします。
たったこれだけです。
が、これを毎日やる人は、1年に1回、壮大な目標リストを作る人よりもはるかに成果を出せるそうですよ。
自分の「幸せ」を自分で決めて、常に意識するのです。行動はシンプルですが、効果アリです。
さあ、今日の手帳には、なんて書きますか?