本当は、ありのままの自分で生きていたいのに、なぜかそれができないでいる、そんなことはありませんか?
自分の本当の気持ち、想いを、ありのままに包み隠さず発信してみませんか?
あなたという人間に丸ごと興味を持ってくれる人、きっといらっしゃいます。
ピース又吉さんがめざした、賛否両論
ブログ記事
共感できなくても、面白い。ピース又吉直樹さんの価値観に「共感」
の続きです。
多くの人に共感を得ようと思えば思うほど、「嫌われない」を意識した情報発信になっていませんか?
嫌われないことは悪いことではありませんが、あなたが強く印象づけたい人に、あなたの情報は届いていますか?
本当に伝わって欲しい人に、あなたの想いを伝えるために、こんな風に考えてみたらどうでしょうか?
又吉さんのように賛否両論あるものをめざすのです。
あなたのことを否定して、応援してくれない人もいるかもしれない、けれど、あなたに心から賛辞を送り、精一杯の応援をしてくれる、熱狂的なファンと言える人がどこかにいる、そんな世界をめざすのです。
あなたの価値観、あなたの大切にしたいことに興味を持ち、もっと知りたい、理解したいという人にファンになっていただくことをめざすのです。
最初は、共感でなくても、たとえば、それが「違和感」でもいいのではないでしょうか。
「違和感」の正体は、それまで感じたことのない、新しい価値観かもしれません。
そこで新しい価値観に気づいたお客さまは、あなたを丸ごと理解したいと思う、真のファンになってくれる要素があるのではないかと思います。
本当のファンって、どんな人?
真のファンが感じる気持ちは、親子の情愛に近いような気がします。
「人がどんなにアウトだと言っても、わたしはあなたを応援します。」と言い切れるような。
ブログ記事アウト=好感度高い!? 不思議な時代で、
人が共感するポイントというのは、時代によって変わるものです。
いわゆる「世間一般の常識」というのは、ホントに変わるものですから。
とお伝えしました。
世間一般の常識からかけ離れている行動や言動をする、ところが本人は至って大真面目という「アウト」と言われる人がいます。彼らにとっては当たり前のことなのに、一般的には非常識で「アウト」と言われてしまうのです。
でも、アウトと言われる人が、なぜか憎めず、むしろ好感が持てるのはなぜなのでしょうか?
「アウト」と言われる人は、与えられた価値観ではなく、自分の価値観の中で生きています。外に向けて「本当の自分の姿」を包み隠さず見せることができています。
でも、普通の社会生活の中で生きていくことをよしとする人は「常識という価値観の枠」の中に自分を当てはめ、外に向けては「好感を持たれる」自分の姿を見せるように、意識しているものです。
本当は、ありのままの自分で生きていたいのに、なぜかそれができないでいる、そんなことはありませんか?
常識の枠から逃れることができずに、他人の価値観の中で生きている人にとっては、「アウトな人」の姿が、実はまぶしく見えたりするのです。
常識を気にしないで、人の目を気にしないで、やりたいことを思いっきりやってみたい、という気持ち、あなたも持たれたことがあるのではないでしょうか?
手強い、常識の枠を乗り越えた先に……。
すでに多くのファンを持っていた又吉直樹さんは、自分のファン層がどんな人なのか、わかっていたと思います。それでも、彼は、ファンに迎合したり、ファンが望む自分の姿を見せることをしませんでした。
又吉さんは、常識の枠の中で生きることをよしとしなかったのです。
なので、あえて「賛否両論」あるような本を書いたのです。
でも、そのおかげで、わたしのように又吉さんのことをよく知らない人にも、彼の発信した情報(=本)が届きました。そして、「どんな本だろう?」「こんな考え方をする人の本、一度読んでみたい」と、興味を持つに至ったわけです。
又吉さんが自分の目の前にいるファンのことだけを考えて「火花」を書いたら、ここまでのヒットにはならなかったのではないかと思います。
又吉さんがめざした「賛否両論」、最高の言葉ですよね。
あなたも、自分の本当の気持ち、想いを、ありのままに包み隠さず発信してみませんか?
あなたという人間に丸ごと興味を持ってくれる人、きっといらっしゃいます。