自分のめざすゴールに向けて、自分で数値化した目標を立てて、達成に向かって行動した結果、得られる、達成感。
達成感を感じることで得られるパワーは、人生を動かす原動力になります。
どうしたら達成感を得られるでしょうか?
浅田真央ちゃんが現役続行を決めた理由
フィギュアスケートの浅田真央ちゃんが、今シーズンも現役続行を宣言されましたね。
浅田真央:今の心境を話します…記者会見の主なやりとり(毎日新聞)
昨年は休養、今年に入っても「ハーフハーフ」と、態度を明言することのなかった真央ちゃん、「このまま引退してしまうのかな……。」と心配していた方も多かったでしょう。(わたしもその一人です。) ホント、うれしいですね!!
浅田真央ちゃんが復帰を決めた理由は、いろいろあるようですが、真央ちゃん自身は記者会見で「自然と試合が恋しくなり、試合でいい演技ができたときの達成感を感じたいと思った」「今は目標に向かって突き進んでいる」と発言しています。
自分で決めた目標を達成した時の達成感
この「達成感を感じたい」という気持ちこそが、真央ちゃんの気持ちを最も突き動かしたのではないのでしょうか。
達成感。この、人を突き動かす力
達成感。
わたしには、強烈な思い出があります。
わたしは、前職の会社(ファッション専門店)で入社2年目で店長になりました。
実は、わたしの担当店舗は以前から長期低迷にあえいでおり、毎月の売上予算未達成とという状態がわたしの入社前から続いていました。
当時のわたしにとって、月の売上予算というのは「取れたらいいよね」という「指標のひとつ」でしかありませんでした。実際の売上と比べて、与えられている売上予算があまりに遠すぎて、「売上予算がなぜ設定されているのか」「売上予算を達成することにどのような意味があるのか」といったことを考えることもなかったのです。
わたしは「達成感」というものを経験したことがなかったのです。
それが、店長になって7ヶ月目。自分なりに工夫し、様々な要因に恵まれた結果、初めて「売上予算」を達成することができたのです。
達成したその日、その瞬間。
それまで感じたことのない高揚感を感じました。
「ああ、こんなに気分がアガるものなんだ!」
「達成するって、こんな気持ちになれるんだ!」
100%達成することに意味がある。100%達成できたら、101%も110%も気持ち的にには変わらない。
けれど、0.1%でも達成できなければ意味がない。それは、99.9%も90%でも80%でも達成できなかったという事実は変わらない。
当時のわたしは、そう感じました。
目標を達成する。
こんなに気分がいいものだったら、何度でも味わいたい!!と、やる気になったのは言うまでもありません。
目的を果たすための数値目標こそが、人を動かす。
浅田真央ちゃんも、入社2年目のわたしも、「達成感」を味わったことで、その素晴らしさを実感しました。(もちろん、レベルは段違いですが。笑)
自分をとことんアゲることができる。
脳内にアドレナリンが充満する。
達成感が得られると、こんな状態に自分をもっていくことができます。
自分のめざすゴールに向けて、自分で数値化した目標を立てて、達成に向かって行動した結果、得られる、達成感。
どうしたら達成感を得られるのか?
達成感を得られる状態に自分を持っていくことができるゴール設定とは何か?
真央ちゃんのように、少し立ち止まって考えてみる価値、ありますね。