あなたが専門家として注目される存在になりたいのなら、悩みを持つお客さまが殺到してくるような存在になりたいのなら、
ブログを軽視しないでくださいね。インターネット上でお客さまを集めたい、とあなたが思っているのなら、なおさらです。
おしゃれなデザインがバッチリ決まったホームページがあるから、ブログなんてなくたって大丈夫……!だなんて思っていたら、ちゃんとブログを書いている同業者の方に足元をすくわれますよ。
起業家修行、最初の一歩
わたしが起業家としての修行を始めた一番最初、何から始めたかと言うと、それは「ブログを書く」ことでした。
何を隠そう、日記といえば三日坊主が当たり前(笑)、随分前にお遊びでホームページの真似事を作ったことはあったものの、そのまま放置してしまったという経験しかなかったわたしです。(ちなみに、その時作ったホームページサービスは既にサービスを終了してしまいました。)
それが、「1日3記事書いて、早く50記事溜めて」と言われたのです。まあ、ビビリますよね。
しかし、根が素直なわたし(笑)、その日から、アメブロを始めました。
とにかく数をこなすことを目的に、写真も装飾も何もなしで、1日1テーマで3記事、ひたすら書きました。
当時は、会社を辞める少し前で、会社に明るい未来が全く持てないという心理状態でしたので(笑)、「ずるずる、ただ会社にいるのはあぶないよ」「世の中、自分が知らないだけで色々な世界があるよ」といった、「起業をあおる記事」を書いたものです。
今は、まあ、そこまでガツガツしていませんけど。人にはいろいろな生き方があると思うので。
1日3記事、ノルマを果たすために
現実は「1日にブログ3記事書く」というのは、結構な作業量と時間がかかるわけです。
当時はまだ会社在職中でしたので、書く時間と言えば出勤前しかありませんでした。
朝5時に起きて、約2時間、ブログを書く時間に充てていました。それでも間に合わない時は、会社が終わってから近所のカフェに飛び込んで残りを書いていました。
とにかく「書く」「書いてみる」を続けることで、ある程度、自分の筆力、文章力、どのぐらいの分量の記事を書くのにどのくらいの時間がかかるのかということがわかります。
想いだけでは「1日3記事」は書けません。
ただ、自分の力量に合った「書き方」はあるので、どんな方でも書くことはできる、ということだけは申しげておきましょう。
専門家として信頼されたいですよね?
ちなみに、なぜ、ブログは50記事必要なのか?と言えば、ちゃんと理由はあります。
一番の理由は、あなたが専門家として信頼に足る人間であるということを、お客さまに見せるため、です。
例えば、今後、お近づきになりたい方と名刺交換した後を思い浮かべてください。
その方は、あなたに興味を持ったら、家のパソコンまたはスマホで、あなたの名刺に刷り込まれたブログのURLにアクセスするのではありませんか?
もし、あなたのブログに記事があまりなく、スカスカだったらどうでしょうか?
「この人、大丈夫?」と思われても仕方ありませんよね。
専門家としてのブログであれば、最低50記事必要な理由は、以下の3つです。
1.そもそも、ブログの記事数が少ないと、あまり活動していないように見えてしまう。
2.1つのブログの記事内容が薄いと、あなたが本当に伝えたいことがわからない。
3.あなたが伝えたいことを様々な切り口でいろいろな伝え方をして、初めて相手に伝わるものである。
自分がお客さまだったらと考えてみてください。当たり前ですよね。
あなたは見られています!
50記事溜まったら、次は100記事です。数は多いほうがいいのです。あなたは専門家なのですから、詳しいほうがいいに決まってますよね。
あなたが専門家として注目される存在になりたいのなら、悩みを持つお客さまが殺到してくるような存在になりたいのなら、ブログを軽視しないでくださいね。
なぜならば、今や誰もが情報を得るために「検索」する時代です。自分の欲しい情報はインターネット上のどこかにあるということ、皆さん知っています。
あなたの提供している商品・サービスに関する情報を求めている未来のお客さまも、今この時間も「検索」してあなたを探しているのかもしれませんよ。
あなたが思っている以上に、お客さまはあなたを見ています。ブログを通じて見ていますよ。