「ブログに書くことがない」
「何を書いたらいいのかわからない」
といったお悩みを伺うことがあるのですが、どうすればいいのでしょうか?
ひとつ、ヒントを差し上げましょう。
自分の見えているものだけが世界のすべてではありません。他の人の目には、あなたと違うものが映っているはずなのです。
美容院で過ごす時間、どうしていますか?
さて、あなたも年に何回かは、髪を切られると思うのですが、美容院で過ごす時間って、どのようにお考えですか?
「時間かかるし…面倒だよね」
そんなこと言わないでくださいよ〜!!
美容院で得られる情報は、ビジネスのタネの宝庫ですよ。
美容院で、カラーリングとかパーマの最中、待っている時間、ありますよね。
この時間を有効活用して、ビジネスのタネをGetしましょう!
綿密なマーケティングデータに基づいて作られているから!
美容院につきもの、それは女性ファッション雑誌!!
大抵、お客さまの世代に合わせて、何冊ずつか揃えてくれていますよね。
ほとんどの場合、見習い美容師さんみたいな人が、お客さまの年齢をざっくり判断して選んでくれるか思うのですが、リクエストは可能ですから、読みたい雑誌があったら、どんどん頼みましょう。(わたしは、FIGAROとHanakoをいつも頼みます!)
で、ここからが本題です。
女性ファッション雑誌というものは、割と細かく読者層をポジショニングしています。
例えば「30代向け」の雑誌であっても、「独身向け」「オシャレ度高い既婚者向け」「専業主婦向け」「美容に関心のある人向け」等等、結構個性があるんですよね。
何冊か雑誌を見比べてみると、よくわかります。
1.あなたが想定するお客さまの年齢層(その中の分類は問いません)をターゲットとしている雑誌
2.同じ時期に発売された雑誌(タイムラグは1ヶ月以内)
これらを見比べて、
複数の雑誌に出てくる「モノ・場所・サービス」を見つけてください。
これこそが、今注目されている旬のキーワードです。
塩麹と酵素のブームに気づいた日
ひとつの雑誌で徹底的に特集されているワードというのは、その雑誌の狙っている層に合わせてあるので、その雑誌のターゲット層以外の方には響かないかもしれませんが、
「あれ、コレ、さっきの雑誌にもチラッと載ってたな」
みたいなものは、たとえ大きな記事でなくても、次につながる「芽」になっている可能性が高いんですね。
わたしがこのことに気づいたのは、3年ほど前、カラーリングの最中、いくつかの雑誌を見ていた時です。
どの雑誌のお料理ページにも同じモノが使われていることに気がつきました。
塩麹と酵素です。
「へえ、流行ってるんだ~」
と情報をインプット。
酵素はその時使っていたのですが、塩麹は未体験。
インターネットで調べてみたら、銀座にコダワリの麹屋さんを発見しました。銀座に出かけた時、足を伸ばして買いました。
その後の「塩麹」「酵素」の大ブームは、もうご存知ですよね。
雑誌って、表紙にデカデカと出ている特集に目を奪われがちですが、そういうのは季節性が高かったり、意識して仕掛けたモノだったりすることが多くて、結構すぐ廃れます。
成長曲線のカーブがきつすぎるもの(急成長しているもの)は、ブームが去るのも早いんです。
コラム的なものとか、連載記事の間にちょっと出てくるようなワードの中に、息長く使える、応用しやすい、ビジネスのタネが潜んでいるのではないかと思います。
情報収集のアンテナを少しだけ高く!
よく、「ブログに書くことがない」「何を書いたらいいのかわからない」といったお悩みを伺うことがあるのですが、「もう少し情報収集アンテナを高くあげたら、ネタは見つかりますよ」と申し上げたいです。
自分の見えているものだけが世界のすべてではありません。他の人の目には、あなたと違うものが映っているはずなのです。
それを手っ取り早く見せてくれるのが、実は様々なメディアです。
情報収集アンテナの精度を高めるために、ここはひとつ、今まで見たことのないような雑誌を手に取ったり、テレビを見てみるのはいかがでしょうか?