人生において、ムダな経験は一つもないと言います。
どんな経験でも、今のあなたをカタチづくっているのだから。
わたしの前職は、ファッション関係です。
勤続25年(!)で、結構いろいろな部署を経験し、業界のウラも見てきました。
友達に会社員時代の思い出話というか、ネタというか、
「どうしてバーゲンがあるのか?」
「似たような商品をどこでも売っているのはなぜか?」
「同じような商品でも値段が違うのはなぜか?」
「欲しい商品を売っていないのはなぜか?」
こんな質問に対して、「業界のカラクリ」を話してあげると、とても喜ばれます。
わたしにとっては、「常識」の範囲のことだったので、
「こんなこと、おもしろいの?」と思っていたのですが、
おもしろいらしいんですね~。(そうですか?)
会社員の常識は会社の中でしか通用しない、使えないと思っていました。
だから、会社を辞めて起業しようと思った時点で、「封印」したんですね。
でもそれは間違いでした。 使えるものはたくさんあるコトに気づきました。
活用しないと損ですね。
さて、会社員時代に気づいていたことで、
今でも続けている生活習慣があります。
それは、記録。
日々の行動の記録を継続していくことです。
これは本当に力になります。
最初は日記程度でも構わないと思います。
ですが、日々の行動の記録を続けていくうちに、
後で振り返った時にいろいろ気づけるようになります。
すると、「こうした方がいいのかな?」と自然に行動に無駄がなくなります。
自分の行動を記録しておくことは、後々、あなたの財産となります。
会社員時代、最後に店長をしていた頃、 とあるセミナーで
「目標達成に向けてのPDCA(計画→実行→評価→改善)を記録していく」
ということを学び、一日の行動をすべて記録し始めました。
一日の売上予算を時間帯別に割り振り、1時間ごとに売上を記録。
やった作業を記録。 お客さまの購買行動を記録。
気づいたことがあれば、何でも記録。
自分一人ではできないので、スタッフにも協力してもらい、とにかく記録し続けました。
2ヶ月が経つ頃、あることと売上の相関関係に気がつきました。
「これは…?」と思って、集中的に手を打った結果大成功!
売上予算を達成させることができました。
何も特別なことをしたワケではないのです。
記録を続けただけです。
ただ…意識しないと、
誰にでもできることではないのかもしれません。
しかし……。やっただけ、行動の量だけ、必ず成果が出ることを保証します。