学ばないで、やり方を身につけることはできません。
正しいやり方を学べば、誰でも身につけることができます。
ブログ記事
自分がお客さまになることで、お客さま心理を知る
どうして「学ぶ」必要があるのですか?
の続きです。
なぜ、基礎からビジネスを学ぶことが重要なのか?
ポイントを3つにまとめました。
1.「お客さま」を作る必要があるから。
ビジネスをスタートさせる時、あなたがお客さまとして意識するべきなのは、
あなたのファンであり、応援者になってくれる人です。
例えば、あなたがあるアーティストの音楽をどこかで耳にして、
彼らのファンになったとします。(どこかで聞いた話ですね…。笑)
そのうち、彼らの音楽を聴くだけでは飽き足らず、CDやDVDを買い、
彼らの記事が載っている雑誌を買い、インターネットで情報を集めますよね。
ライブがあれば足を運び、そこでグッズを買ったりするでしょう。
ファンクラブがあれば入会し、ライブの出待ち入り待ちをしているうちに、
仲間ができて、情報交換をするでしょう。
ここまでファンになれば、もう、
彼らの生き方、ポリシー自体が共感の対象ですよね。
このようにあなたが行動することは、
ひとえにアーティストを応援する気持ちからではないでしょうか?
あなたは、集めた情報をもとにファンサイトや同人誌を作るかもしれません。
新曲が出るとなれば、試聴する前に速攻で予約するでしょう。
(初回限定盤は絶対手に入れたいですからね!)
同じように、あなた自身の行動に共感してくれる人が、
あなたのセミナーに出席し、あなたの主宰するサークルに入会し、
あなたが紹介する商品を買ってくれる…というように、
あなたが提案する商品を次々買ってくれるという状況になれば、
一番ありがたいですよね。
そのためには、あなたの商品のファンというより、
あなた自身のファンになってくれるお客さまを「育てる」ことが必要です。
2.「商品」を作る必要があるから。
もし、あなたが
「わたしの知識や技術はこんなに優れているのに、
どうしてお客さまにわかってもらえないんだろう」
と思っているのであれば、
あなたの持っている知識・技術は、
お客さまの目から見て「商品」になっていない可能性があります。
例えば、レストランで、素材をそのまま出しても注文するお客さまはいませんが、
レシピ通りに料理して「メニュー」として提供することで、
お客さまは注文してくださいます。
素材がいくら良くても、きちんと「料理」として仕上げなければ、
売り物にならないのです。
そのためには、素材の良さを活かす「料理法」をきちんと学んだ料理人が
料理をする必要があります。
ビジネスに置き換えて考えると、
あなたの持っている知識や技術がいくらすぐれていても、
お客さまが欲しくなる「商品」になっていなければ、売れないのです。
3.「販売手段」を作る必要があるから。
「販売手段」と言うと、イコールお店というイメージがありますが、
個人ビジネスの場合は、そうとは限りません。
物販であっても、今やAmazonやYahoo!オークションを使って
ネット通販をすることは簡単にできますから、店を持たなくても、
売る手段はあります。
また、サロン系のビジネスであっても、自分のサロンを持たずに、
出張専門でやることもできます。
情報系のビジネスであれば、ネットで売ることは十分可能ですし、
セミナーを開くことも立派な販売機会です。
「販売手段」というのは、お客さまと出会う場所をつくることと考えてみてください。
いろいろな機会で、「売る」ことができますよね。
このように考えると、
お客さまを作る
商品を作る
売る場所を作る
言葉で言ってしまえばシンプルなのですが、
学ばないで、やり方を身につけることはできません。
正しいやり方を学べば、誰でも身につけることができます。
次回に続きます。