絞りこんだお客さまの
ピンポイントなお悩みを解決できる手段を提供する。
あなたがこんなビジネスをお考えでいらっしゃるのであれば、
取るべき戦略は決まっています。
まずは、マーケティング的に重要な、
2つの戦略の違いについてお伝えします。
弱者が強者に勝とうとする場合の戦略の基本は、競争相手との差別化です。
それに対して、強者が弱者からの挑戦を退けようとする場合の戦略の基本は、
総合力で相手を封じ込めることです。
これは、ランチェスターの法則〜強者の戦略と弱者の戦略の違い〜です。
(詳細はコチラ)
わかりやすい例として、「強者」としてよく知られている企業は、
マクドナルド、セブンイレブン、パナソニック、資生堂等がありますね。
現在、業界のトップ企業であるこれらの会社は、
2位以下の企業に対する戦略として、徹底的にこの「強者の論理」を使っています。
トップ企業は、特定の商品やサービスに偏ることなく、
常に「総合力」の勝負をしています。
それに対して、
トップ企業を追う立場にある企業は、
「特徴的な商品・サービス」を「自社のウリ」にしています。
勝つためには、自分(自社)のポジションがどこにあるのか、
意識した上で、徹底的に強みを活かした戦略をとることが大切なんですね。
マクドナルド VS モスバーガー
セブンイレブン VS ミニストップ
パナソニック VS ソニー
資生堂 VS マックスファクター
自分が弱者であると認識したら、
強者がやりがちなマス向けの同質化された商品では満足できない、
イノベーターやアーリーアダプターと言われる層に対象顧客を絞り込んで、
商品の魅力を極限まで高めて、熱狂的なファンを作って、
リピート購入や指名購入を狙うのです。
ちなみにイノベーター理論とはこんな風に説明できます。
新商品が発売されたら、全ての人が一気に買うわけではありません。
発売されてからの時期によって、上記のように購買客層が変わっていきます。
「いち早く手に入れたい」とすぐに飛びつく層がイノベーター、
「新しいから」と次に飛びつくのがアーリーアダプター、
「流行っているから」と買うのがアーリーマジョリティ
「みんなが持っているから」と買うのがレイトマジョリティー、
このように、新商品が売れていって、他の商品が駆逐されてしまった結果、
「それしか買うものがないから」と買うのがレガシーです。
(注:イノベーター理論については、コチラで詳しく解説しています。)
イノベーターやアーリーアダプターとは、iPhoneの新モデルが新発売になると聞いたら、
予約をしたり、当日AppleStoreに並んで買うような方々です。
そして、イノベーターやアーリーアダプターは、
一度ファンになってくれたら、
その商品の良さを彼らの口で語ってくれるスピーカー、
いわゆる、口コミ(バイラル)戦略の担い手になってくれます。
この層を狙わないワケないですね!
絞りこんだお客さまのピンポイントなお悩みを
解決できる手段を提供する。
あなたがこんなビジネスをお考えでいらっしゃるのであれば、
取るべき戦略は、もう決まりですよね!!