「こんなにいいんですよ~」と、言葉を尽くして、
あなた自身が一生懸命に伝えるよりも、
あなたのお客さまやお友達に、
サラッと「いいですよ」と言ってもらった方が、
はるかに他のお客さまへ与えるインパクトが大きいのです。
ブログ記事
お客さまが一番興味あること…ソコですか!
の続きです。
自分の商品・サービスに自信がある人は、
つい、商品の良さや、自分がどれほど商品が好きなのかを
自分で語ってしまいがちです。
その話を聞いたお客さまは、一体どう感じるのでしょうか?
自分の商品・サービスを自分自身に置き換えてみてください。
自分の良さ、自分がどれほど自分を好きなのか、
あなたが自分のことを熱く語っていたら…。
相手はどう思うでしょうか?
「どんだけ自慢すんだよ(!!)」
人の自慢話を聞くのが好きな人は、あんまりいませんよね。
伝えたい気持ち、大切です。
自分の商品を「よい商品である」と自信を持つことも大切です。
でも、相手にイイ感じで伝わるように、伝え方を工夫したいですね。
例えば、テレビCMでガンガン見る商品があったとします。
「またかよ~。」と、あなたは何の興味も惹かれないかもしれませんが、
あなたのお友達がその商品を使っていることを知ったら、
「へえ、どんなのだろう?」と思ったりしませんか?
わたし自身を振り返ると、マヤ暦がそうでしたね。
「マヤ暦って、最近よく聞くなあ…。」と思っていたのですが、
お友達がやっていることを知って、俄然「何だろう??」と興味シンシン。
要するに……。そういうことです。
お客さまに伝わるように商品提案をするためには、
ただ言葉を尽くして誠意を尽くしてがんばるだけではダメなのです。
ポイントは、以下の3つではないでしょうか?
1.お客さまの立場に立つ。
もう、この言葉に尽きるのですが、言うは易し行うは難しの代表でもあります。
「この商品の良さをわかってほしい!」ではなく、
「お客さまの悩みは何なのか?」
「悩みが解決したら、お客さまはどうなれるのか?」
「自分がお客さまの悩みを解決するためにできることはないか?」
という観点から、
お客さまにとって最適な商品提案をすることを心がける必要があります。
お客さまは、あなたの商品自体に興味はありません。
ただ、自分の悩みを解決したいだけです。
2.お客さまの叶えたい未来を叶える商品であることを提案する。
お客さまは、悩みを解決できれば、本当にそれだけでいいのでしょうか?
もっと手に入れたいものがあるのではないでしょうか?
例えば、よく風邪をひく人が、風邪をひく度に薬を飲んでいるとします。
風邪が治れば、それでいいのでしょうか?
本当は、風邪をひかない体を手に入れて、健康になりたいのではないでしょうか?
だから、そういうお客さまのお悩みを本当に解決できるのは、
薬ではないかもしれませんね。
サプリメント、体力づくり、良い生活習慣、食生活の見直し等。
意外と見過ごされている、
こんなことから、真の健康って、手に入れられたりしませんか?
あなたの商品が、そういう商品であることを
お客さまにお伝えできるといいですね。
3.お客さまの不安を解消する提案をする。
初めてのモノ、コトに対して、誰しも不安を抱くものです。
ですから、まず、お客さまの不安を取り除いてあげる必要があります。
お客さまの不安を取り除くのに、良い方法は、お試し&他人の評価です。
例えば、デパ地下で試食しておいしかったお惣菜やスイーツって、
食べたことないものより買いたくなりませんか?
テレビのグルメ番組で、レポーターがおいしそうに食べていたり、
行列ができている店には行きたくなりませんか?
誰しも、間違いのない選択をしたいと思っているものです。
自分の判断、選択の背中を押してくれるような情報(体験)を
お客さまに提供することで、お客さまから選んでいただきやすくなります。
自分の商品・サービスに自信がある!
これは、とても大切なことです。
ですが、その伝え方がポイントなんです。
つい商品の良さや、自分がどれほど商品が好きなのかを語ってしまいませんか?
でも、そんな話を聞かされて、お客さまはどう感じるのでしょうか?
自分の商品・サービスを自分自身に置き換えてみてくださいね。
次回に続きます。