あなたがお客さまに最も伝えるべき情報は何でしょうか?
商品のセールスポイント?
品質?
価格?
自分の想い?
伝えたいことは、いっぱいありますよね。
さて、わたしが考える、一番伝えるべき情報は、お客さまのアフター像です。
あなたの商品を手に入れたお客さまはどうなれるのか?
あなたの商品がお客さまの生活をどのように豊かにするのか?
あなたの商品がお客さまの問題をどのように解決するのか?
これら、商品の使用後のイメージを表現したものが、アフター像です。
エステや美容整形の広告を思い浮かべていただくとわかりやすいですね。
あの「施術後」の写真ですよ。
どんなに言葉を尽くして施術の説明を受けたとしても、
あれがなければ、エステや美容整形を受けようなんて思う人は、いないのではありませんか?
わたしがアフター像の大切さに気づいたきっかけについて、お伝えします。
最近、「マヤ暦」なるものがちょっと流行っていること、ご存知ですか?
今年に入ってから、よく見かけるキーワードの一つで、
「なんだろう?」と若干気になっていました。
ざっくり言うと、中南米のマヤ地域で栄えたマヤ文明で使われていた暦のことで、
現在、普通に使われている暦とは全く違うのです。
(説明は聞いたのですが、正直よくわかりませんでした……。)
誕生日をマヤ暦に当てはめることで、いろいろなことがわかるとのこと。
その他にも、まあ…。いろいろあるみたいなんですけど、
マヤ暦素人のわたしの興味の方向は、
「マヤ暦を使うと、わたしはどうなるの?」
その一点でした。
◯◯占い、◯◯診断、いろいろありますが、
あなたの興味は「自分はどれ?」ではありませんか?
人は自分のことに一番興味があるものなんです。
だから…。
人にあなたに興味を持ってもらうことって、結構大変なんですよね。
あなたが本当に自分の商品やサービスのの良さをお客さまに伝えたいのであれば、
ストレートに商品のことを話すのは、逆効果です。
お客さまが知りたいのは、
その商品を使う(サービスを受ける)と、わたしはどうなるの?
その商品を使う(サービスを受ける)と、わたしにどんなトクがあるの?
この点に絞られます。
これが「お客さまのアフター像」です。
例えば、薬であれば、成分や効能は、どうでもいいです。
(聞いたって、よくわからないので)
しかし、飲むことによって、どのように効果が現れるのか、
どのように体調は回復するのか?
あなたが商品をお見せすることなく、この「アフター像」を
お客さまの脳裏に描いていただくことができれば……!!
おそらく、何でも売ることができるでしょう。
無敵ですね。
次回に続きます。