セミナーでわたしがお話をさせていただく時、必ずと言っていいほど、お伝えしている内容があります。
わたしのビジネスの根幹をなす考え方の部分になるのですが、簡単にまとめると以下の通りになります。
ビジネスのスタートアップ期、大切なこと。
●まず、理想のお客さまを絞り込んでください。
●次に、理想のお客さまにどうなっていただきたいのか、お客さまのアフター像をイメージしてください。
●理想のお客さまの今の姿と将来の姿が明確になれば、その間を一本の線で引けるはずです。その線を辿って理想のお客さまがなりたい姿を実現するために、どのような手段を提供するのか、決めてください。
●先に、あなたがお役に立ちたいお客さまのイメージを固めておくと、あなたがどのような手段でお客さまの問題を解決するかは、おのずと決まってきます。
●先にお客さま像をしっかり考えてからビジネスプランを作れば、必ずお客さまの問題を解決することができます。お客さまのイメージが決まらないまま、先に提供する商品やサービスを考えるよりも、無駄がありません。
●言い換えると、ビジネスをスタートさせる時は「自分が何をするか?」を決めることよりも、先に「どんなお客さまのお役に立ちたいのか?」という、あなたがお役に立ちたいお客さま像を先に決めることから始めるべきです。
このような考え方の部分とは、ビジネスの根幹となる部分、ビジネスの本質、コンセプトと言われる部分ですね。
コンセプトが明確であるというのは、「あなたがどんなお客さまのどんなお悩みを解決したいのか?」という問いに対する答えが明確に言えることなのです。
No.1になるためのカンタンな方法
そして、もう一つ言うと、あなたのビジネスのコンセプトは、同業他社が提供しているモノとは明らかに違う、何らかでNo.1であることが明確になっていると、お客さまはあなたを選びやすくなります。
ここで見せるNo.1とは、どういったものでしょうか?
何も、全く新しいNo.1商品を開発する必要はありません。
今ある商品・サービスをNo.1に見せる工夫をすれば良いのです。
自分の強みをハッキリ見せる工夫をすることによって、No.1に見せることは十分できます。
どうすれば、自分の強みがハッキリするのか?
実は、簡単にできる方法があります。
その方法とは、細分化することです。
強みを引き出す細分化の2ステップ
自分の商品・サービスの専門性を際立たせることができるように、二段階に分けて細分化を行うと、強みをさらに強固なものにできます。
それはこういうことです。
1.対象顧客を絞り込む(理想のお客さま像を明確にして、絞り込む)
2.商品の特徴、サービスの内容を絞りこむ
1と2を組み合わせることによって、より細分化することができます。
では、具体的にどのようなカタチで細分化を行うのか?
次回更新でお伝えします。