あなたの身近な人の話は、もっともありがたいお客さまの声です。
身近な人に、あなたの商品・サービス、そしてあなた自身について、
聞いてみましょう。
ブログ記事
お客さまが一番興味あること…ソコですか!
サラッとしたひと言の方が、肝心なことが伝わるのです!
の続きです。
お客さまが知りたいのは、商品の特徴、品質、良さではありません。
自分のどんな悩みをどのように解決してくれるのか?です。
お客さまが知りたいのは、
その商品を使う(サービスを受ける)と、わたしはどうなるの?
その商品を使う(サービスを受ける)と、わたしにどんなトクがあるの?
それだけなんです。
コレ、ビジネスの世界では「お客さまのアフター像」と呼びます。
「サービスを受ける前(今)=Before」と
「サービスを受けた後=After」との違いを明確に示すことで、
お客さまに悩みが解決された状態をイメージしていただけるのです。
こんなにハッピーになれる!
幸せなアフター像をお客さまに感じていただけるような、工夫が必要なんですね。
同じ情報を見聞きしても、どのように感じるかはその人次第です。
だから、情報を伝える側としては、いかにお客さまにイメージしていただくか、
言ってしまえば、幸せになった自分の姿を妄想してもらえるか、が勝負の分かれ目です。
結婚式場であれば、豪華なパンフレットだけでなく、料理の試食や模擬結婚式を見せますよね。
カツラメーカーであれば、施術を受ける前と受けた後の後頭部の写真を見せますよね。
スポーツサークルであれば、試合の写真だけでなく、表彰式や打ち上げの写真も見せますよね。
そんな情報を見て、お客さまは
「わ〜、素敵!」
「こんなふうになれるの!?」
「ここに入ったら、楽しそう!」
と感じます。
脳内シミュンレーションで、幸せになった自分の姿を想像し始めるのです。
例えば、あなたが薬を売っているのであれば、
お客さまに「アフター像」として、感じていただきたいのは、
飲むことによって、どのように効果が現れるのか、
どのように体調は回復するのか?
風邪が治ったらどうなるのか?
健康を取り戻したらどうなるのか??
そんなことではありませんか?
お客さまは、薬の成分や効能は、どうでもいいです。
(第一、聞いたってよくわかりません。笑)
気になったら、お客さまから聞いてこられるので、答えてあげてください。
お客さまは、理屈ではなく、感情で納得できたら、買ってくれるものなのです。
究極としては…。
商品をお見せすることなく、
この「アフター像」をお客さまの脳裏に描いていただくことができれば…。
おそらく、何でも売ることができるでしょう。
あなたが「アフター像」をお客さまにきちんと見せることができているのかどうか、
簡単にチェックする方法があります。
あなたの身近に、あなたのことをよく知っている人はいませんか?
その人に、あなたの商品・サービス、そしてあなた自身について、
聞いてみましょう。
あなたの身近な人の話は、もっともありがたいお客さまの声です。
お客さまにあなたはどう見えているのか?
意識してみましょう。
必ず、お客さまの立場に立って、
お客さまが本当に知りたい情報を伝えられるようになるはずです。