たった一人のお客さまを想うココロと行動するチカラ。
この2つが揃って初めて、引き寄せって起こるのではないでしょうか?
想いの力と行動力の両面から「たった1人のお客さま」のために行動すれば、結果として、望む未来が引き寄せられる。
身をもって、これを実現された方がいらっしゃるので、ご紹介します。
博多の歴女、白駒妃登美さん
その方の名前は「博多の歴女」白駒妃登美さん。
歴史評論家という肩書をお持ちで、現在「和ごころ塾」を主宰されています。
日本史をわかりやすく紐解いて、現代に生きるわたしたちが、どんなふうにココロのよりどころを持てばいいのか?解き明かしてくださっています。
実は、わたしは大学時代に日本史を専攻していたんですよ。
今でこそ「歴女」という言葉がありますが、当時はそんな言葉はなく…(笑)、「歴史好き」というパーソナリティは、あまり世間に認知していただけることなく、ちょっと肩身の狭い思いをしてきたものです。
3年ほど前のことです。
わたしの元に白駒妃登美さんの講演会の情報がもたらされました。
「お、これは堂々と日本史について語り合える!」と思って、白駒妃登美さんの講演会に伺ったのです。
白駒さんが本を出版したいきさつ
白駒さんは子どものころから伝記を読むのが大好き!
「歴史上の人物を親友にする」気持ちで、日々困ったことや悩んだことがあったら、歴史上の人物を思い浮かべ、
「福沢諭吉だったらどうするだろう…」
「西郷隆盛だったら、なんて言うかな?」
と心の中で、歴史上の人物と相談して解決していたそうです。
そんな白駒さんですが、第1作「人生に悩んだら『日本史』に聞こう」を書くに至ったのは、2009年に「3秒でハッピーになる名言セラピー」著者のひすいこたろうさんと知り合ったのがきっかけでした。
元々、ひすいさんのファンだった白駒さん、憧れの人を前にして、歴史に関する話をいろいろ語ったのだそうです。
その話を聞いたひすいさんが「一緒に本を出しませんか?」と、声をかけたのだそうです。
白駒さんは、もう有頂天!!
「どんな人のどんなエピソードを紹介しようか?」
白駒さんは日々考えて、歴史にあまり詳しくないというひすいさんに、「歴史の楽しさを知ってほしい!」「喜ばせたい!」という一心で、一生懸命に語って聞かせたのだそうです。
そして…その想いがカタチになって…本ができました。
白駒さんの「たった一人のお客さま」
白駒さんにとってひすいさんは、一緒に本を出す同志という立場ではありましたが、同時にたった1人の理想のお客さまでもありました。
ひすいさんが喜んでくれた結果…ふたりの共著による、「人生に悩んだら『日本史』に聞こう」は2010年6月に世に出ました。現在までに7刷を重ねています。
白駒さんの著作人生はここから始まりました。
わたしがお邪魔した講演会は、第二作「感動する日本史」の出版記念講演会でした。
講演会では、本の紹介…というよりも、白駒さんの生き方、熱い想いが伝わってきました。
白駒さんは、「周りの人を喜ばせたいと思って一生懸命行動したことは、ほとんど実現してきたの。自分のためにと思っていることは、なかなか実現しないのね。嵐のコンサートチケットはいまだに当たらないの(笑)」と言っていました。
白駒さんの人生を引き寄せたもの
よく、引き寄せ力と言いますが、行動しないで引き寄せることは難しいでしょう。
白駒さんのように、想いの力と行動力の両面から「たった1人のお客さま」のために行動した結果…望む未来が引き寄せられるのだなと思います。
たった一人のお客さまを想うココロと行動するチカラ。
この2つが揃って初めて、引き寄せって起こるのではないでしょうか?