魅力のあるコラボ企画は、お客さまに「お得感」を感じていただくことができ、集客面でもとても効果があります。
そのためには、どのような相手とどのような意図を持ってコラボをするのか?この考え方が大変重要です。
タイミングよく、実に魅力的なコラボ企画の情報が耳に入りましたのでお伝えします。
芸能人作家、待望のコラボが実現!
6月26日深夜1:40~2:40(フジテレビ系関東ローカル)、ピースの又吉直樹さんとNEWSの加藤シゲアキさんが初共演にてMCをつとめる番組「タイプライターズ〜物書きの世界〜」が放送されるそうですね。
ピース又吉&NEWS加藤の作家コンビがテレビ初共演! 作家を迎えるトーク番組
ピース又吉“物書き”主役のバラエティで加藤シゲアキとMC
直木賞作家・朝井リョウさんをゲストに迎えて、ゲストの知られざる素顔や執筆の裏側を探求していくというものだそうです。
又吉直樹さんと言えば、ブログ記事共感できなくても、面白いをめざす。ピース又吉直樹さんの価値観に「共感」、加藤シゲアキさんと言えば、ブログ記事ジャニーズ唯一のUSPを持つ彼・NEWS兼小説家加藤シゲアキくんでご紹介させていただきました。
この2人がコラボ! 今、芸能人作家の二枚看板と言ってもいい又吉直樹さんと加藤シゲアキさん、実にいいタイミングでのコラボですね。面白そうです!!
普通のトーク番組に作家がゲストとして出演して、あれやこれや語るというのは今まででもありましたが、この番組はMCにしてホスト役が芸能人とはいえ現役の作家! しかも今が旬の売れっ子2人です。
コラボするなら、相乗効果の上がるものでないと意味がないのですが、この2人は完璧!!
そもそもお笑い芸人とジャニーズアイドル、真逆なバックボーンを持ちながら、2人とも「知的」イメージで売っています。ファン層が全く重ならないのに親和性が高いという、理想的なコラボ相手です。
コラボが効果を上げる必須要件3つ
そもそも、コラボが相乗効果を上げるには、一定の条件があります。
1.お互いのメインターゲット(理想のお客さま像)が似ている。
コラボ相手と自分のメインターゲットが全く異なるのであれば、コラボする意味はありません。少なくとも、お互いのメインターゲットの性別、年代、職業といった客層の絞り込みの幾つかには共通要素があったほうがいいです。
例えば、あなたのメインターゲットが20代の女性、コラボ相手のメインターゲットが50代の男性だったならば、お客さまの趣味思考や問題意識まで、何から何まで違います。
コラボ相手の提供している商品があなたにとってどれほど魅力的であったとしても、お客さまにとって魅力がないのであれば、コラボはしないほうが無難です。コラボすることで、お互いの魅力を消すことになっては意味がありません。
2.コラボすることで、お互いの強みが増幅するor弱みを補完できる要素がある。
あなたの苦手な分野に強みを持っている方、またはお互いの強みを掛け合わせることでさらに強力な強みが生まれるような方とコラボするのが理想ですね。
例えば、セミナーを開催するとして、このようなコラボが考えられますね。
●あなたが人前で話すのが苦手だったとしたら、コラボ相手の方に講師を担当してもらい、あなたはセールスレターや資料作成を担当する。
●あなたがまだセミナーができるコンテンツを持っていないとしたら、優れたコンテンツをお持ちの方とコラボして、コラボ相手の方に講師を担当してもらい、あなたが集客を担当する。
役割分担して、自分の得意なことに専念することで効率も上がります。
3.コラボすることで、お客さまにとってのベネフィット(お得感)が生まれる。
コラボ企画、お客さまの目から見たらどのように見えるでしょうか?
例えば、コラボセミナーの場合「一度に2人の話が聞けるなんて、お得!」と思ったお客さまは参加したくなりますよね。また、あなたとコラボ相手の方と、どちらかを目当てに参加されたお客さまでも、2人の話を聴いて、両方のファンになってくれる、ということもあります。
音楽フェス等で、お目当てのアーティストの出番の前後に出演しているよく知らないアーティストの音楽を聴いて、その場でファンになってしまい、CDを買うとか、結構ありますよね。それと同じです。
さて、以上を踏まえて、又吉直樹さんと加藤シゲアキさんが「理想のコラボ相手」の条件を満たしていることを検証します。そして、ひとりビジネスの起業家が、どのようにすれば相乗効果を上げられるコラボができるのかについて考えてみます。
次回更新でお伝えします。