たった1人のお客さま像(=ペルソナ像)を創り上げる……。
正直言って、なかなか大変です。
最初はなかなかうまくいかないかもしれません。
「ペルソナ像=自分(過去の自分)」という方であれば、 特に問題はないのですが、
他の誰かであれば、具体的なイメージが湧くまで、想像またはリサーチして
具体的なイメージを創り上げていただきたいのです。
ここでのイメージは、具体的であればあるほどいいんですね。
好きな本
好きな雑誌
好きな映画
好きなテレビ番組
好きな音楽
好きな芸能人…。
例えば、同じ年齢、同じ職業でも、「好きな〇〇」が異なれば、
全然違うタイプの人としてイメージできますよね。
想像(妄想)を巡らせて、その人なりのパーソナリティを
膨らませてみてください。
注意していただきたいのは、
「あれ、この人、何が問題なの?」と思える位に、
ペルソナ像が非の打ちどころのない人だと、お客さまになり得ないので、
「この人は、どんな悩みを持っているんだろう?」
「この人は、何か問題を抱えていないだろうか?」
ということを、必ず考えてください。
ビジネスはお客さまの問題解決ですから、
悩みのない方、問題を抱えていない方は、そもそもお客さまになり得ません。
ですが、
不具合や困ったことがあっても、
それが問題だと考えていない、
解決できると思っていない。
つまり、お客さまが問題の存在に気づいていないという状態にある
ということはあり得ます。
ですから、 問題の存在に気づいていないお客さまに、
問題に気づかせてあげるという行動を取ることはできますよね。
あなたのビジネスが、何かお客さまのお悩みや問題を解決できてこそ、
あなたの存在意義があるのです。
ですから、
あなたが解決できる
何かの問題を抱えている人が
あなたのお客さまになり得る
と考えてください。
イメージしにくいようでしたら、
「この人、何かコンプレックスに感じていることはないだろうか?」
と考えててみてください。
他の人と比べて、何か自分に自信がない、
自分が劣っているとつい感じてしまうようなことがイメージできれば
それの解決方法を考えることによって、その人を助けることができます。
さあ、考えてみましょう。