たった一度の自分だけの人生、思いっきり自分らしく生きましょうよ。
そのために必要なこと、
それは、自分のなりたい人生を、思いっきり「妄想」することです。
妄想を抱かない限り、何事もあなたの手には入りません。
目に見える、結果が見えているものをめざしたところで、それ以上の成果は決して得られないのです。
夢は心の中で描くもの、目標が頭の中で立てるものだとすれば、
妄想はそれらが手に入った状態をリアルに体感させることですね。
妄想力が強い人は、自分の人生を能動的に前進させていくことができるような気がします。
ロックバンドシャ乱Qのヴォーカル、モーニング娘。を育てた
音楽プロデューサーのつんくさんが書かれた「一番になる人」という本があります。
自らを「凡人」と言い切っているつんくさんが、
どうやってシャ乱Qをヒットさせたのか、
モーニング娘。のプロデュースを成功させたのか、
その経験から得られた「一番になる」ためのノウハウが書かれています。
その中で、つんくさんは、自分が今のようになれたのは「妄想し続けてきたから」と言っています。
なりたい自分を妄想し続けていたから、いつも高みをめざすことができた。
めざすものが明確だったからこそ、そこに至るにはどうしたらいいのかを、また妄想することができた。
凡人だからこそ、普通にやっていたら天才にはなれない。
天才が普通にやっていることは、凡人にはできない。
だったら、天才はどのようにやって成果を出しているのかを徹底的に研究分析して、その通りにやってみよう。
つんくさんは、努力の人です。
「売れるためにはどうすればいいのか?」という視点から、
自分たちの行動を見直し続け、行動し続けたからこそ、売れることができたのです。
その経験があったからこそ、モーニング娘。のプロデュースを成功させることができたのです。
いわゆる「ひらめき型」の天才は、泉のように湧き出るアイディアをただカタチにしていくだけで、
多くの人を感動させることができるので、「売るためには」「売りたい」ということを考える必要はないのかもしれません。
でも、そんなことができるのは、ほんの一握りの人だけ。
つんくさんは、自分の好きな音楽と言う仕事を、
「お金をもらうための職業」として昇華させることができていました。
だからこそ、自分の好きな音楽を
世の中に受け入れてもらうにはどうしたらいいのかという視点
(これこそマーケティング!)で考えていました。
まさに、プロデューサーとして活躍すべき人だったんですね。
今、ご病気で療養中なのが気になります。
早く、元気になって、ぜひ復帰してほしいと切に思います。