ビジネスは、収益を上げなければなりません。
いくらいいものでも、売れなければ始まりませんし、どんなに売れているものでも、利益をもたらさなければ意味がありません。
でも、最近は「無料◯◯」が大流行。どうやって収益化するの?と思いませんか??
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そこにはちゃんと仕組みがあるんですね。
ブログ記事
の続きです。
いわゆるフリー(無料)戦略で稼ぐためには、キャッシュポイント(収益化するポイント)がなければなりません。
「花より男子」のキャンペーンの仕組みから、そのポイントの作り方を学んでおきましょう。
フリー戦略は、当然そのままで利益を生み出すことはありません。
どこかに収益化につながるポイントがあります。無料コンテンツは、どこで収益化をするのかのゴール(バックエンドと言います。)を明確に作った上で行わないと、ただのボランティアになってしまうのです。
バックエンドというのは、あなたを信頼してくださっているお客さまが「お金を払ってでもサービスを受けたい、商品を買いたい」と思ってくださるような、魅力的でかつあなたの収益につながる商品のことです。
バックエンドに対する言葉は、フロントエンドです。
フロントエンドというのは、バックエンドにお客さまを誘導するための、いわば見せ球となる商品です。
お客さまにフロントエンド商品を試していただいて、気に入った方にバックエンド商品をお勧めするというのがステップです。通販やサロンでよくある初回限定「◯◯◯円」、お試しセット、シャンプーや化粧品の小瓶などが、フロントエンド商品の代表例ですね。
通常、フロントエンドは低価格で提供します。
フリー戦略とは、このフロントエンドを「無料」で提供するというものです。
あくまでも、バックエンドに誘導するための商品、それがフロントエンドと理解してください。
ビジネスは、収益を上げなければ始まりません。
いくらいいものでも、売れなければ始まりませんし、どんなに売れているものでも、利益をもたらさなければ意味がありません。
どの時点で収益化するか? この点において、各企業は様々な戦略を巡らせるのです。
最近、よく見かける無料コンテンツ、これは、最終的に企業が利益を得るための強力な作戦にほかなりません。では、どうやって「無料」のものから利益を生み出すのか? この仕組みを理解して応用することで、お客さまが集まる仕組みを作ることができます。
「花より男子12年ぶり新作」のニュースを見て、わたしが唸ったポイントが2つあります。
1.新作は、雑誌ではなく、集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で公開。無料で読める。
2.新作発表を記念して、「少年ジャンプ+(プラス)」では、「花より男子」コミックス全37巻が読める「『花より男子』全巻無料キャンペーン」を10日午前8時から15日午前8時まで実施する。
2の「花より男子」コミックス全37巻が無料で読める
すごくないですか?
普通で考えたら、「全巻無料で読めたら、誰も買わないんじゃないの?」と思いますよね。
ところが、このキャンペーン
1.第1巻は、ずっと継続して無料で読める。
2.第2巻以降は、ダウンロード期間が決まっていて、なおかつ、ダウンロード当日しか読めない。
この条件のもと、無料なんですね。
この条件をつけたからこそ、顧客の掘り起こしにつながって、なおかつ、収益化につなげることができると言えるんです。
どういうことなのか??
次回更新にてお伝えします。