◯◯なのに◯◯
自分の強みを語る時、このようなフレーズで語ると、とても伝わりやすくわかりやすくなります。
例えばこんな感じです。
広告会社の社長なのに、断言します「広告はもうダメ」
こんなこと言われたらどう思いますか?
広告会社の社長で広告業界の裏の裏まで知り尽くしているからこそ言える「これからは広告の時代じゃない」 デザイン、ビジュアル、もちろん大事。でも、人の心を動かすのは言葉の力。インターネットの世界だったら、Webライティングの技術がすべて。
「広告会社の社長なのに、そんなこと言うの〜??」って思いませんか? でも業界を知っているからこそ、専門家だからこそ、お客様のことを思うからこそ、逆説的に言える言葉ですよね。
「◯◯なのに◯◯」を効果的に使うには、少々仕掛けが必要です。
まず、あなたの過去の経歴や経験、資格や強みをリストアップしてみてください。
リストアップする強みは、今のあなたの肩書きとはギャップがあるものの方が効果的です。
例えば、
・元◯◯(元看護師、元教員、元CA、元劇団四季、等)
・◯◯卒業(東京大学卒業、宝塚音楽学校卒業、等)
・◯◯を◯◯年経験(教員を10年経験、心理カウンセラーを10年経験、等)
・◯◯資格取得(MBA取得、英検1級取得、TOEIC900点取得、等)
・◯◯出場(甲子園出場、インターハイ出場、等)
これ以外にもいろいろありますよね。なにも、世界レベル、日本レベルでなくてもいいのです。子どもの頃学校で表彰された、会社で一番になった、全然OKです。
例えば、わたしが考える「お客さまにグッサリ刺さる!女性が持っていると超役に立つ鉄板経歴」は、以下の3つです。
元教員(教員免許を持っている、でもOK)
元看護師
元CA
でも、「昔のことだから〜」と、これらの経歴を公表していない方も多いんですよね。それって、超もったいない! 昔からのお知り合いに対しては、改めて言うことではないのかもしれませんが、初めてのお客さまにはインパクトありますよ。
例えば、
元国語教員でフィットネスインストラクター(え?体育の先生じゃなくて?)
元看護師で幼児教育専門家(え?子どもの命を守ってきた方がなぜ教育方面に?)
元CAでスーパー営業ウーマン(え?え?ちょっと混乱します……。)
こんな感じになるでしょう。会話が弾むこと、相手に興味を持たれること、間違いなしです。
さあ、リストアップしたあなたの強みを、今のあなたの肩書きに組み合わせてみましょう。
組み合わせてみて「ギャップ」があればあるほど、お客さまに刺さります。
このやり方は、今のあなたのリソースを活かして、最も簡単にわかりやすくブランディングする方法のひとつです。ぜひ、試してみてください。