人から受けた称賛や承認を、
自分のものとして素直に取り込むことができれば、
どれだけ魅力的な人間になれるでしょうか。
カミングアウトしますが、
おそらく、わたしを知っていらっしゃる方が、わたしに対して抱いているイメージと、
わたし自身がわたしについて感じている姿(自己認識・セルフイメージ)には、
ものすごい乖離があります。
他の方がわたしに対して思っていただいているイメージは、
わたし自身の自己認識に比べて、ありがたいことに格段に高いです。
なので…。
いつも、そのように高く評価していただけることをありがたく感じつつ、
「自分はそこまでできてない」
「自分はそんなに期待してもらうほどじゃない」
という思いが、ずっと拭えませんでした。
それって、わたしを認めていただいている皆さんに、
かえってご迷惑をかけていたんだなあ…ということに、
今さらながら気がつきました。
自分への賞賛や承認を受け取って、自分のセルフイメージを高める
「受け取り力」
大切ですね!
「受け取り力」を身につけることで、どんな効果が見込めるのでしょうか?
1.自分の身に起こるすべてのことに
「ありがとう」と感謝の気持ちを素直に言えるようになるので、
対人関係が格段に良くなります。
2.「自分は受け取るに値する人間だ」と素直に思えるようになるので、
自己のセルフイメージが格段に上がります。
3.対人関係が良くなり、セルフイメージが上がるので、
結果として、格段に魅力的な人間になれます。
「受け取り力」が身につくと、
人生が激変しそうです。
受け取り力、わたしには、全然ありませんでした。
ほめられたら、謙遜するよりも、
素直に「ありがとう」と言ったほうがいい。
頭でわかっていても、どうしても自分の感情として、実感できないでいました。
でも、それもこれも、単なる思い込み。わたし自身のセルフイメージ、
自己肯定感の問題だったんですね。
逆の立場で考えてみたら、すぐわかることなのに、
どうしても自分目線での対応しかできなかったのです。
「受け取り力」、つまり、賞賛や承認を素直に受け取って、
自分自身を承認して、自分に自信を持つチカラ。
コレは立派な能力です。
「受け取り力」がないのは、不幸なことなんですよ~!!
木村拓哉さん主演「HERO」第3話で、
覚せい剤事件を起こしたキャビンアテンダントの女性のエピソードが
語られていました。
事件の経緯はいろいろあるようでしたが、わたしは、
彼女のセルフイメージがあまりに低かったから起こった事件
と理解しました。
彼女自身が、もっと高いセルフイメージを持てていたら、
自分のことをもっとうまく周囲に伝えることができたでしょうし、
彼女の悩みを、回りが共有して、いい解決策が見つかったかもしれません。
おそらく、彼女は薬物という解決策を頼ることはなかったでしょう。
自分で自分の価値に気づいていないということが、こんな不幸を呼ぶなんて。
本当にもったいないと思いました。
自分で自分を認める。
自分で自分をほめてあげる。
人からほめられた時に、素直に「ありがとう」と言う。
自分に自信を持つというのは、慢心、過信ではないんです。
むしろ、逆です。
人から受けた称賛や承認を、
自分のものとして素直に取り込むことができれば、
どれだけ魅力的な人間になれるでしょうか。
例えて言うなら、
あなたの商品やサービスをご提案する時に、
自信を持って提案するのと、自信なさげに提案するのと、
お客さまはどちらをお選びになるでしょうか?
当然、自信を持った提案ですよね。
売り手や提案側が自信を持てない商品やサービスを誰が買いたいでしょうか?
お客さまの身になって考えたら、すぐわかりますよね。
わたし、こんな簡単なことに気づかなかったなんて…。(呆)
まだまだコレから、精進します。