今や、ひとりビジネスと切っても切れない関係にあるFacebook。
Facebookを活用して云々。
あなたも考えていらっしゃいますよね。
自分がどのようにFacebookを活用するか考えることも大切ですが、世の中がどのようなFacebookとの付き合い方が主流なのか? ウオッチすることも大切ですね。
そうすると、はたと気づくわけです。 欲しい情報を手に入れるのに、案外苦労するってことに。
Facebook、みんな知りたいことが書いてある本がない!
ブログ記事
Facebook◯◯本、需要があるのに書店で売ってない不思議?
の続きです。
Facebookを活用した集客について書かれた本、書店で売ってない!!
このことに気がついたのは、某書店にWordpressの関連本を見に行った時のことです。
クライアントの依頼でWordpressのサイト構築を手伝うこともあるので、一応一冊くらいは買っとこうかな〜くらいの軽い気持ちで本を選び、ついでに、SNS関連の本のコーナーも見に行きました。
今、ビジネスでSNSを活用といえば、Facebookが大半のシェアを占めている時代です。
それは、今、インターネット上で普通に語られている、 Facebookに関するこのような評価からも伺えます。
●実名登録のFacebookは、お客さまとの関係性が築きやすい
●Facebookを活用すれば集客できる
●1回の投稿で1000いいね!を取れるようになれば、何でもできる
だから、なんとか集客したい!と考えている人は「Facebook集客セミナー」などに参加されているのですね。
ところが、Facebook関連本のコーナーには、このような情報を伝えてくれる本はほとんど見当たりません。
わたし……。端から端まで見ました。
見つかったのは「Facebookページを活用してリアル店舗への集客に役立てよう」的なことが語られている本だけでした。
コレ、一般的に「Facebookで集客したい」と考えている人が欲しがっている情報ではないですよね。
●「いいね!」がもらえる投稿とはどんな内容なのか?
●「いいね!」がつきやすい投稿時間帯はいつなのか?
●効果的な投稿文字数は? 写真はどんなものを使えばいいのか?
●Facebookの友達を一気に増やすにはどうしたらいいのか?
こんなことを具体的に知りたい方、書店に行っても残念ながら答えは見つかりにくいでしょう。
役立つfacebook本、あるといえばある
厳密に言いますと、集客に役に立つFacebook本がないわけではありません。
それは、Facdebookの機能を活用云々とは全く関係なく、ブランディングや販売戦略の一環を担うツールとしてのFacebookの活用法であったり、具体的な戦略の立て方だったり、という本です。
わたしが読んで、「使える」と思った本をご紹介します。
非常識なFacebook活用術 野渡久夫著
Facebookバカ 友達を365日楽しませる男の活用術 美崎栄一郎著
ただ、これらの本で語られていることは「1000いいね!ほしい」とか「Facebookの友達を増やしてお客さんを増やしたい」といった目の前にある問題の解決からは、少し遠く見えるもの事実です。
それと、Facebookは仕様変更が頻繁にあります。おそらく、本になった時点で、その情報はすでに古いものとなっていて陳腐化してしまう可能性が高いのです。
そのため、セミナーというカタチで、その時点での最新の活用法を伝えるという形式が一番合っているのでしょう。
Facebook文化の進化から 目を離さないで!
日本において、Facebookの「使い方」は、独自の「進化」を遂げていますよね。
それは、もう「文化」と呼ぶ域に達しています。英語でミーム(meme)と呼びたいくらいです。(ミームの意味はコチラ)
日本企業が生み出した高度に進化しすぎた携帯電話が「ガラケー」と呼ばれるようになって、世界での競争力を失ったことはあなたもご存知だと思いますが、Facebookにも同じことが起こっている気がしてなりません。
例えば、日本のFacebook文化には「おはよう投稿」というのがあります。
コレ、おそらく日本だけの文化じゃないですか。アメリカでは、一般的にFacebookを見る時間帯とされているのは夜の8時なので、この時間帯を狙った投稿が多いとのことです。
この世に登場して、まだ10年もたっていないFacebook、これから、まだまだ、使い方は進化を遂げていくのでしょう。
今、ビジネスをやっているのであれば、自分がどのようにFacebookを活用するか考えることも大切ですが、世の中がどのようなFacebookとの付き合い方が主流なのか? ということだけはウオッチし続けたほうがよさそうですね。
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では、Facebookでお会いしましょう!