潜在意識へのインプットほど、強力に自己実現をサポートしてくれるものはありません。
脳内にイメージが入っていると、自分の未来につながる選択をする局面で、自然と「なりたい自分」に近い方を無意識に選択する……ということは、あり得るのではないでしょうか。
目から入る情報は、こんなに強力!
人が情報を集める時、情報が目から入る率は80%を占めているそうです。
「人は見た目が9割」という本は、ベストセラーになりましたね。
コミュニケーションにおいて、相手に与える影響の割合は、話の内容が7%、声や口調が38%、見た目が55%だという、メラビアンの法則なるものもあります。
人が情報を得るには、その多くが「視覚」によっているということですね。
最近は、マンガ化されるビジネス書も多くなりました。意識して文章を「読む」よりも、ビジュアルを「見る」方が、一度に多くの、しかもわかりやすい情報が得られるので、そっちのほうが売れるというのは理にかなっているような気がします。
夢の視覚化の手段、マップづくり
ビジュアルで視覚化することに勝るものはなし、ということで、わたしは時々「マップづくり」をしています。
やり方は特に難しくはありません。とあるテーマに沿って、雑誌から切り抜いて集めたビジュアルイメージをボードに貼り付けていくだけです。
「着たい服」「欲しい物」「行きたいところ」「住みたい家」等、なりたい自分の未来のイメージに近い写真が載っている雑誌を数冊用意します。パンフレットやチラシ等、なんでもOKです。
雑誌は何も最新号でなくても良いので、雑誌を扱っている古本屋さんで探すのも良いでしょう。ファッション雑誌は手に入りやすいですが、インテリア雑誌やグルメ雑誌も結構使えますね。
あと、旅行会社や百貨店のパンフレットでもいいですし、適当な写真が見つからなければ、インターネットで画像を探すのもアリです。
自分の直感に従って、写真を切り抜いていきます。
できるだけ、イメージを膨らませるために、大きめのボードを用意して、貼っていきます。
コルクボードでしたら、安価で買えますし、画ビョウで貼るだけなので簡単です。
わたしは画材屋さんで売っている美術用のボードを使うことが多いです。大きさはいろいろあるのですが、使いやすいのはA2サイズくらいでしょうか。(東急ハンズやLOFT、伊東屋や世界堂で売っています。)
バランス良くなるように写真を配置して、スティックのりを少しだけつけて貼っていきます。
なりたい自分をマップの中で実現する
マップは、写真を貼っただけでは完成ではありません。
写真をレイアウトしながら、思ったこと、感じたこと、「こんなふうになりたいな〜」といったイメージ、なんでもいいので、言葉にします。
ふせんに言葉を書いて、写真のキャプション風に貼っていきます。
マップ全体のタイトルを書いて、制作した日付も入れておきます。
これで、完成〜!
こちらのマップは、わたしが昨年の誕生日につくったものです。好きなファッションとインテリアの2つのテーマでつくりました。
今回こだわったのは「何を」よりも「どのように」です。
何が映っているのかよりも、どのように映っているかを重視しました。今のわたしは、見せたい姿をそのまま見てもらうような「見せ方」に興味があるようです。
こんなふうに、わたしは1年に1回くらいずつマップをつくっています。以前作ったマップのイメージが今の自分に合わないと思えば、外して貼り替える等して、目に入る情報を更新しています。
夢の実現のための行動を、潜在意識へインプット
「宝地図」「ドリームマップ」「ビジョンマップ」etc.
世の中には「夢を叶えるマップ」と言われるものはいくつかあります。
「写真を選んで貼るだけで夢が叶うなんて」半信半疑の方もいらっしゃるでしょう。
確かに、写真を貼っただけで、何も行動しなければ何も変わりません。
ただ、写真という情報を目からインプットすることで、潜在意識にイメージが貼り付けられるのは確かです。
潜在意識へのインプットほど、強力に自己実現をサポートしてくれるものはありません。
脳内にイメージが入っていると、自分の未来につながる選択をする局面で、自然と「なりたい自分」に近い方を無意識に選択する……ということは、あり得るのではないでしょうか。
マップづくり、あなたもやってみませんか?