修羅場を乗り越えた人にだけ見える世界があるようです。
そんな人は「怖いものはなくなる」みたいですね。
メンタル……。相当、鍛えられるんでしょう。
今の時期は、テレビの改編期にあたるので、いろんな特番をやっていますね。
最近は、本当に、俳優やタレント、芸人といったジャンルの垣根がなくなってきたと言うか、
求められる「タレント力」のレベルが上がってきているように思います。
テレビに出るって大変ですよね。
もちろん、それぞれのジャンルで一流であることが求められるので、
俳優なら演技、歌手なら歌、芸人だったらネタで
お客さんを楽しませることができる力があることは当然ですが、
バラエティ番組やトーク番組に出る際にも、「対応力」があるにこしたことがないです。
演技でセリフを言うのは大丈夫だけど、
素のフリートークは苦手という人、結構多いみたいでビックリします。
バラエティ番組やトーク番組で
「おもしろいエピソードトーク」ができる力、
と言うか「エピソードをおもしろく話せる力」
どんなジャンルに活躍の場を求めるにしても、
話す力、「ある」にこしたことはないですね。
実際のところ、次から次へとおもしろい体験なんて、できるものではないと思うですが、
何と言うことはない体験でも「おもしろく(ちょっとオーバー気味に)話せる力」があると、
活躍の場が広がるというものです。
フリートーク力が求められる傾向は、お笑い芸人の世界に顕著なようですが、
わたしの好きな(笑)ジャニーズの世界も、例外ではないようです。
最近の改編期特番で、身を削って(笑)ネタを提供してくれているのは
「KAT-TUN」と「NEWS」です。
この2組には、共通点があります。
「メンバーが脱退して、大変な時を乗り越えた。」
「KAT-TUN」は6人組だったのが、今は4人。
「NEWS」に至っては、最初9人いたのに、今は4人です。
最近の彼らは、脱退ネタで「いじられまくり」
MCからは容赦なく、
「人数減ってどうなの?」
「最近、みんな仲いいの?」
と、ズケズケ振られて、答えさせられています。
出てない番組のことを無茶振りされたり、
身内の暴露ネタを提供させられたり。(笑)
時代は変わりましたね〜。
少し前までは、ジャニーズにおいて「メンバーが脱退」なんて、
タブー中のタブー!!
例えば、SMAPから森くんが脱退したというのは、
つい最近まで「意識的に伏せられて」いました。
誰もが知ってるけど「あえて触れない」というスタンスだったですよね。
(この件、最近、やっと解禁になりましたよね。良かった良かった!)
ここまで路線変更したのは、
多少アンタッチャブルな話題でも提供して笑いを取った方がいい。
親しみを感じてもらって、新たなファン層を開拓したい。
ということでしょうか。
ちなみに、タイトルの「怖いものがなくなる」というのは、
NEWSの手越くんがかつて言っていた言葉です。
「メンバーが減って過半数割ったら、怖いものはなくなります。」
やっぱり……。
あんまり語られてなかったけど、かなり修羅場だったんですね。
辛い経験を乗り越えて今に至っている彼ら、がんばってほしいものです。