買いたい!というお客さまの気持ちのスイッチ、
あなたはどうやって押しますか?
「さとり世代」という言葉があります。
去年のユーキャン新語・流行語大賞候補語50語に入ったので、ご存知の方も多いと思いますが、
さとり世代? ゆとり世代じゃないの?? と思われた方も多いと思います。
詳しいことは、この本をご参照いただくとして…。
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さとり世代-盗んだバイクで走り出さない若者たち 原田曜平著
最近の若者気質は、
車に乗らない
ブランド品も欲しくない
酒は飲まない
海外旅行をしない
上昇志向がない
恋愛には淡泊
無駄な消費は極力拒否
平穏でそこそこ幸せな生活を好む
まるで"さとり"を開いたお坊さんのように欲がない……。
前職の会社員時代の新入社員や若手社員と話をしていて、
わたしも薄々感じていましたが…やっぱりそうなんですね!
若者世代が消費をしないと、日本の経済力はますます弱まってしまいます!!
こうなったら、
元気でパワーがあって、
大量消費&バブル時代を経験しているシニア世代に
ばりばり消費をしてもらわないと!!(是非!)
さて、そんな、さとり世代ですが、
もしあなたが「さとり世代をお客さまに…」と考えているのなら、
あなたが提供すべき商品は、
自分の好みやコダワリをカタチにした商品・サービスではなく、
お客さまの悩みを徹底的に解決できる商品・サービスです。
カタチあるものには興味を示さないさとり世代、
興味があるのは、おそらく 自分らしく自由に快適に生きる。
ことではないでしょうか。
商品やサービスについてあれこれ考える前に、
あなたにとって大切なお客さまのことを考えましょう。
お客さまに求められない商品やサービスは、あっても無駄なのですから、
先に商品・サービスをつくるのはミスマッチの元です。
もちろん、商品・サービスを提供していくかは大切です。
ですが、それ以上に大切なものがあります。
それは、お客さま。
あなたがどんなお客さまに対して、
どんな風にお役に立ちたいか?という想いが大切です。
その想いがカタチになったものが、
あなたの提供する商品・サービスではありませんか?
物質的に恵まれた時代に育っている今の日本人には、
カタチあるものよりも、
「なぜ、それがいいのか?」
「なぜ、それを買うべきなのか?」
「それを手に入れると、どんないいことがあるのか?」
「買いたい」「欲しい」と、 気持ちのスイッチを押すための理由が必要です。