今まで誰も目をつけたことがなかった
そんなこと誰もやらなかった
そんなことできるなんて思いつきもしなかった
そんなことをやることで、あなたも評価され、求められる可能性があるのです。
アスリート出身タレントが、バラエティ界を席巻中!
今や、アスリート出身タレントの活躍ぶりは凄いですよね。
川合俊一さん、松岡修造さん、武田修宏さんを筆頭に、最近では、織田信成くん、篠原信一さん、女性では、大林素子さん、北斗晶さん、等、スポーツに関するフィールド以外にも、アスリート出身タレントの活躍の場はどんどん広がっています。
最近、女性のアスリート出身タレントで、特に活躍が目立つのは、元フィギュアスケート選手、と言うより、浅田真央ちゃんのお姉さんの浅田舞さんです。
あと、最近めっきり露出が増えていて、気になる存在が、元バドミントン選手の小椋久美子さんです。
二人とも、もちろん本業の競技の普及や解説分野でも活躍されていらっしゃいますが、今、ブレイクしているのは、本業とは全く異なる「バラエティタレント」として、です。
引退からずいぶん経った今になって、しかも本業とは全く違うタレントという分野で、なぜ、彼女らはブレイクすることができたのでしょうか?
「◯◯タレント」が求められる時代
ビジネスタレントという言葉があるのをご存知でしょうか?
ビジネス系メールマガジン「平成進化論」のサイトでは、ビジネスタレントという言葉をこのように説明しています。
ここでいうタレントとは、一言でいうと、
「この人は○○で著名な人、評価されている人」と衆目の一致する何かを持っている人、
ということ。
ビジネスパーソンとしてその分野での第一人者と認識されるよう、常に武器を研ぎ、あるいは磨き続けている人のことです。
「ある特定の商品を売る」ことをビジネスとして意識するのではなく、
「必要とされる自分になって、自分自身を売る」という意識を持って、セルフブランディングをしている人のことですね。
ここで言う、「その分野での第一人者と認識されるポイント、評価されるポイント」とは、今既に世の中にあって、評価が定まっているものとは限りません。
今まで誰も目をつけたことがなかった
そんなこと誰もやらなかった
そんなことできるなんて思いつきもしなかった
そんなことをやることで、あなたも評価され、求められる可能性があるのです。
お客さま像も、マーケットも、絞り込むことで、誰の目にも見えていなかったブルーオーシャンが目の前に出現するのです。
誰も思いつかなかった分野だからこそ。
浅田舞さんや小椋久美子さんといった、アスリート出身タレントが、バラエティタレントとして求められている……。という話に戻りますが、
そもそも、競技の世界で生きてきた彼女たち、引退後、テレビに出る機会がそれなりにあったとしても、自分のやってきた競技の解説や競技の普及について活動することくらいしか、考えていなかったのではないでしょうか?
選手に関するエピソードは饒舌に語れても、時事ネタやニュースに関するコメント出しや食レポ、旅レポ等、全くの専門外のはずです。
そもそも、元女性アスリートが、
●モデルやグラビアアイドルのような仕事をするなんて……。(浅田舞さん)
●「スポーツ」ではなく「勉強」の実力をバラエティ番組(@めちゃイケ)で見せるなんて……。(小椋久美子さん)
●自分の過去の恋愛遍歴や離婚のことを赤裸々に話して、笑いを取るなんて……。(浅田舞さん&小椋久美子さん)
「元アスリートが自分の身を削って笑いを取る。」
そんな売り出し方、かつては、誰も思いつきもしなかったのです。
それが今、求められている、なぜなのでしょうか?
次回更新に続きます。