新しいことに興味が湧いた時、過去に経験したことはないけれど、どうしてもやりたいことができた時、あなたはどうしますか?
やってみますか? それとも諦めますか??
本当にやりたいなら、その気持ちが大切なんです。ぜひチャレンジしてみてください。
できるできないではなく、やりたいかどうかで、やることを決めていれば、心は楽になります。
ど根性ガエル、なぜ、今リメイク?
ところで、7月期スタートのドラマのラインナップ、出揃ってきましたね。
今回、わたしが一番驚いたのは「ど根性ガエル」のリメイク版ドラマをやるということです。主演は松山ケンイチさん、アニメの世界観の16年後のひろしを演じるそうです。ビジュアルを見る限り、実に「ひろし」っぽくって、なんかハマってるなあと思ってしまいました。
映画やドラマで、過去の名作のリメイクをやる場合、よくあるのが、好意的な意見よりも「イメージが壊れる」といった否定的な意見が上回ってしまうことです。
制作者側が、このような批判をわかっていないはずがありません。
それでもあえてやる! なぜなのでしょうか?
大きく2つの理由が考えられます。
ひとつは、全くの新作をやるよりも、過去に実績があったもののリメイクをやれば、「ある程度」の結果が見込めるから、いわば「安全パイ」としてのリメイク企画です。名作アニメのリメイク等は、コレに当たる場合が多いようです。
もうひとつは、過去にドラマや映画、またはアニメを見て育った世代の人が企画製作する立場になって、「子どもの頃に好きだったあの作品を自分の手でもう一度やってみたい」という衝動を抑えきれない、ということがあるのではないでしょうか?
ど根性ガエルの場合はどちらでしょうか?
わたしが思うに、「ど根性ガエル、昔人気あったんだから、今やっても見る人いるだろう」ではなく「ど根性ガエル、おもしろかった! ところで、大人になったひろしはどんな人生を送っているんだろう? 京子ちゃんは? 梅さんは?? 見てみたい!」ですよね?
自分が見たいものを作る!
そんなコンセプトでこの世に送り出されたリメイク作品、たくさんありますよね!! 実写映画になった「キャシャーン」「ヤッターマン」「ガッチャマン」なんて、その最たるものですよね。(笑)
誰のために、何のために、どうなりたいの?
人生において大切な考え方は、「何をやるか、どうしたいのか」から考える、のではなくて、「どうなりたいのか、そのために、誰のために、何のために、何をやるか」から考える、です。
どうなりたいのか、は自分の未来像をイメージすることです。
誰のために、は家族や大切な人やお客さまや自分自身のために、と意識することです。
何のために、はミッションやビジョン、やりたいと思う動機ややる理由です。
これら、自分の中から突き動かされるモノがあってこそ、何をやるか、が活きてきますよね。
自分が見たい気持ちに正直に、作りたいから作る。
この感覚で「作家」がつくりあげた作品世界に共感する人がたくさんいれば、その作品はヒットするわけです。
「自分が見たいもの」に正直に作った、ある意味自己満足なモノ(笑)は、コケることもあるけれど、当たれば大ヒットするものです。
それは、見る人、つまりお客さまが、作家の感覚に「共感」するかどうか、がカギですよね。
今、できるできないは、関係ないです!
本当にやりたいなら、その気持ちが大切なんです。ぜひチャレンジしてみてください。
できるできないではなく、やりたいかどうかで、やることを決めていれば、心は楽になります。
「これしかできないから、これしかやったことがないから、これだったらできるから。」
そんな理由でやることを決めているとしたら、本当にもったいない〜。
あなたの中には、可能性がいっぱい眠っていて、使われないままなのに。しかも、あなた以外の人は、全員それに気づいているのに。
知らぬは本人ばかりなり、ってね。よくありますよね。
眠っている可能性を、呼び覚まそう
あなたの良さは、自分が感じている以上に周りの人が気づいているものです。
なぜなら、あなたにとって当たり前でなんでもないことで、周りの方にとっては「スゴイ!」と思えるようなこと、たくさんあるからです。
あなたの中には、まだまだ可能性がいっぱい眠っています。使わないままはもったいないです。
自分の内面と向き合ってみてください。本当に「やりたいこと」に、素直になってください。
誰かのために、何かのために、やりたいことが見つかったのなら……。
今。一歩を踏み出してみましょうよ。