自分にしかできない仕事を見つけ出して、
たった1人の理想のお客さまのお役に立てる自分になる。
そのために、他人から見て自分はどう見えているのか?
常に意識し続けて、セルフブランディングをしていく必要がありますね。
以前、千原ジュニアさんが、ラジオでこんなことを話していたそうです。
(後輩芸人が、よくわからない動画収録の仕事をしてきたという話を受けて、)
「なんやねん、この仕事。そんなわけの分からん仕事、いいです」って
断ったらエェねん。
捨てて、捨てて、捨てて、やるから、大きいものが入んねんから。
このトークの前振りとして、リスナーからのこんなメールが紹介されていたそうです。
いとうせいこうさんの明言です。
「他の人にも出来る仕事なら、頑張っても意味はない。
そう思って、僕にしかできない仕事を選んできました」
自分にしかできないことを仕事にしたら、
その仕事をしてほしい!と思う人から確実に選ばれます。
ただ、そのような状況に自分の身を置くためには、
自分でなくてもできる、
他の誰でもできるような仕事を捨てなければならない。
ということですね。
会社にいた頃、このような想いをイヤというほどしてきました。
この仕事をするのに、わたし以上の適任者はいないのに、
どうしてわたしにやらせてもらえないんだろう。
また、こんな想いもしてきました。
この仕事、わたしにとって、それほど難しくも何ともない、
誰でもできるような仕事なのに、何でこんなことで評価されるんだろう。
今から思えば…。自分を客観視できていなかった部分もありますね。(^^;)
というのも、人から見られている自分と、自分に見えている自分というのは、
違うことが当たり前なのです。
だから、自分が自分に与えているのと同じような評価は
人からは与えられなくても当たり前なのです。
人から見えている自分の姿と、自分が思っている自分の姿との間には
ギャップがあるのが当然なのなら、
人から見えている自分の姿と、自分が思っている自分の姿を
できるだけ近づけるように、努力する必要がありますね。
会社にいる限り、このような努力がすべて実を結ぶとは言えないところがあります。
(社内政治とか…、まあ、いろいろありますから。笑)
でも、会社を出た、外の世界では、いかに
人から見えている自分の姿と本当の自分の姿を近づけていくか、
言い換えれば、
「人からはこのように見えてほしい」という自分を見せていくように、
自分をコントロールすることがポイントです。
人から自分に与えられているプラスの評価は素直に受けとって、
それを「強み」と意識してのばしていく方が、無理がないですし、
結局お客さまのためになるからです。
「わけの分からん仕事」ではなく、
自分にしかできない仕事を見つけ出して、
たった1人の理想のお客さまのお役に立てる自分になる。
そのために、他人から見て自分はどう見えているのか?
常に意識し続けて、セルフブランディングをしていく必要がありますね。