あなたがお客さまに選ばれるためには、
あなたが問題を解決できる、
たった1人のお客さまを明確にしなければなりません。
あなたは、どんな問題でも解決できるわけではないですよね。
自分をお客さまの立場に置き換えてみれば、すぐわかりますよね。
「おなかが空いた」という問題を抱えている人が2人いるとします。
2人の問題を解決するには、どうしたらいいのでしょうか?
そもそも、同じ「おなかが空いた」でも、
二人の問題認識は違うかもしれませんね。
Aさん「おなかが空いた。何でもいいから食べたい」
Bさん「おなかが空いた。カレーが食べたい」
あなたが提供するサービスとして「そば屋」を考えているのなら、
あなたが問題を解決できる人は、Aさんですよね。
でも、ちょっと待ってください。
こんな悩みを抱えている人がいたらどうでしょうか?
Cさん「おなかが空いた。そばを食べたい。」
あなたのサービスは、Cさんの問題をしっかり解決できますよね。
あなたのサービスは、Bさんの悩みを解決することはできませんが、
Aさん、Cさんの問題を解決することはできます。
特に、Cさんの問題をしっかり解決できるあなたは、Cさんから選ばれます。
「何でもいいから食べたい」と思っているAさんよりも、
「そばが食べたい」と思っているCさんが
あなたにとっての理想のお客さまではありませんか?
まずあなたにとってのお客さまは誰なのか?
を明確にすることを考えてください。
お客さまに喜ばれる商品・サービスを提供すれば、
お客さまは喜んでお金を払うものです。
必要なのは、お客さまにとって必要とされる価値なのです。