突然ですが、
あなたのミッションは何ですか?
と聞いて、あなたはすぐに答えられますか?
これ、なかなか難しい質問ですよね。ちょっと質問を変えます。
あなたは、自分のどんな行動の結果、どんな成果を得て、どんな社会を作りたい(貢献したい)と考えていますか?
これならいかがでしょうか?
ミッション・インポッシブルって、何なの?
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今、トム・クルーズが来日していますね。映画「ミッション・インポッシブル」の新作のプロモーションのようです。
ハリウッド映画にあまり興味のないわたし、トム・クルーズにも特別興味はないので、あまり知らなかったのですが「ミッション・インポッシブル」は、9年で5作という人気シリーズなんですね。
さて、今回、わたしがちょっと気になったのは「ミッション・インポッシブル」という映画のタイトルです。
常日頃、「ビジネスを長く続けるには、ミッションとビジョンが大切」という持論を展開しているわたし、タイトルに含まれている「ミッション」の文字を見逃すわけにはいきません!
イーサン・ハント(トム・クルーズの役名)のミッションって、何なの? ってことです。
ミッションは誰かから与えられるもの??
ミッション・インポッシブル、そのまま日本語に翻訳すると「任務遂行不可能」となります。
トム・クルーズが、次から次へと降りかかってくる「遂行不可能な任務」を、体を張ってやり遂げようとするのが、この映画の骨子ですので、これはホントにいいタイトルです。
つまり、この映画では「ミッション=任務」と捉えられているわけですね。
そうなると、「ミッション=与えられるもの、やらなければならないもの」と捉えがちなんですが、これは間違いです。
ミッションは、決して誰かから与えられるものではないのです。
なぜ、あなたがそれをやるの? その答えこそがミッション
ビジネスで言うミッションとは、
社会に対して実現したいこと・社会に対する目的
ということができます。
使命、価値観、土台となる考え方、人生で一番大切にしたいこと
と言うこともできます。
「あなたのミッションは何ですか?」と聞いても、すぐに答えられる人はあまり多くないでしょうが、例えばこんな聞き方をしたらどうでしょうか?
なぜ、この仕事をしようと思ったのですか?
誰を幸せにしたいと思っているのですか?
ビジネスで成功して、どんな世界を作りたいと思っているのですか?
こんな質問に対するあなたの答え、それがミッションです。
イーサン・ハントの本当のミッション
映画「ミッション・インポッシブル」で、イーサン・ハントは、様々なミッション(任務)を遂行していくわけですが、彼にとって「ミッション」とは、与えられた任務を遂行するだけではありません。
おそらく……。
どんなに危険で困難が伴う任務であっても、全力で取り組む。自分の行動の結果、世界の平和が守られる、といった「使命感」が彼を支えていて、それこそが彼の「ミッション」なのでは??
なんて……。ちょっと深読みしてしまいました。
あなたは、自分のどんな行動の結果、
どんな成果を得て、どんな社会を作りたい(貢献したい)と考えていますか?
それこそが、あなたのミッションです。