理想のお客さまの一日の過ごし方をイメージしてみる。
いかがでしょうか?
その方の価値観が一番出るのは、時間とお金の使い方です。
つまり、一日の時間の過ごし方、お金の使い方を考えると、
その方の価値観がイメージしやすくなります。
そして、その方の価値観は、人付き合いにも現れます。
理想のお客さまの一日をイメージしましょうでイメージしてみた40歳の男性、
この方は、どのような人間関係を築いていらっしゃるのでしょうか?
●証券会社時代の同期の集まり。大量入社のため、同期が多い。
すでに会社を離れた者が多いが、早く起業して成功した同期が交流会的に
同期会を開いてくれる。
●今の会社の同僚。中途入社が多いので、年齢・キャリア関係なく、
入社時期が同じ人が結束固いが、すでに何人も辞めているので、
残っているのは数人。辞めた人とは交流はない。
●学生時代の友達。サークル関係のOB会は、年に2~3回集まりがある。
仲の良い同級生とは、2、3ヶ月に1回は飲む。
●起業セミナーや読書会で知り合った人。
Facebookであいさつをかわしたり、交流会で会えば飲みにいったりする。
「何かしたい」と言いつつ、何をしたらいいのか、なかなか見つからないジレンマがある。
ライフステージが変わる毎に、何となくできた人間関係に乗っかって
今まできた…というイメージがありますね。
「何かしたい」と思いながら、少しずつ行動を起こしてはいますが、
成果へのつなげ方が見つからず、やや焦っている感じがします。
この方、仕事とプライベート、家族と自分とのバランスの取り方は
どうしているのでしょうか?
●今の仕事を続けても、出世が見込めない気がする。
今から転職も難しそうだし、今のままでいいのかというあせりがある。
●妻は、好きな保育の仕事を続けているが、この先何年できるか?
(体力的な問題も含めて)今までのところは、妻の両親の子育て支援も
受けながら、共稼ぎできているので、収入面で問題がないのがありがたい。
●証券会社で働いていた20代は、自分が何をしていたのか、
全く覚えていないくらい忙しかった。あのタイミングで妻と結婚しなかったら、
結婚できていなかったかも…。
●今は、あの頃に比べたら少しはましだけど、仕事のやりがいは正直言ってない。
部下からの愚痴を聞く機会は多いが、自分からは言えない。
能力のある部下はすぐ転職していく。うらやましい。
●「ユダヤ人大富豪の教え」を読んで、起業を考え始めた。
不労所得があればどんなにいいかと思って、株式投資にチャレンジしてみたけど、
リーマンショックで全滅だった。許してくれた妻には頭が上がらない。
●実家のことも気になる。妹は近くにいてくれるが、嫁ぎ先が自営業だから、
丸々面倒を見てくれとは言えない。
将来は自分が考えないといけないのはわかっているけれど…。
●妻は毎日忙しくしているので、あまり自分のことを構ってくれない。
でも、いつも子どもが寝てから帰る生活なので、仕方がない。
●早く、満員電車から解放される生活をしたい。子どもと過ごす時間を持ちたい。
今までの生活の中で、もやもやと何となくたまってきた
不満、不安が徐々に問題化しそうになっていますね。
でも、具体的にどうしたらいいのかが思いつかない、という状態でしょうか。
ひょっとして、あなたの大切なお客さまも、彼と同じような悩みを抱えていたりしませんか?
自分ではどうしようもない不安感、もし、お客さまが抱えているのであれば、解決してあげたいですね。
お客さまにどうなってほしいですか? そのために、あなたは何をしてあげたいですか?
あなたが考える「お客さまの悩み」と「自分は何をするのか」
キモは、ココです。