具体的なお客さま像について考える前に、
自分の大切な人について考えることで、
本当にやるべきビジネスの全体像が見えるのです。
ビジネスを学び始めて以来、ずっと
「たった一人の理想のお客さまを決める」
ビジネスは、ココからスタートするということを頭に叩き込み続け、
紆余曲折しながらも、わたしは、この考えに確信を持って取り組んできました。
しかしながら……。
待てよ……。
お客さまのことを考える前に、
もっと考えておいた方がいいことがあるのではないか?
と思うに至りました。
ブログ記事
お客さま像の明確化より大切なことがあります。
で少しお伝えした、
お客さま像の明確化より大切なこととは、
自分の身近にいる大切な人のことを考えるということです。
あなたのビジネスの内容によっては、
身近な方は、直接のお客さまにはならないかもしれません。
それでも考えた方がいいと思うのです。
なぜ、そう思うのか?
その理由は3つあります。
1.自分のためだけにビジネスをやろうとすると、
困難につきあたった時に逃げてしまいがちです。
大切な誰かのためにを意識することで、
困難から逃げずに立ち向かうマインドができます。
2.理想のお客さま像が明確にイメージしにくい時、
想像で考えてもうまく出ない時、
自分の身近に実在する人をイメージすれば、
具体的に考えられます。
3.大切な人の幸せのために考えることを繰り返すことで、
お客さま視点に立って考えることの訓練ができるとともに、
大切な人とお客さま像がリンクして、
やるべきこと&やりたいことを一本化することができます。
わたしは、何度も「起業したい」と思っていたのですが、
その都度挫折していました。
でも、なぜ、起業に踏み切ることができたのでしょうか?
もちろん、起業セミナーで具体的なやり方を
学んだというのもありましたが、それだけではありません。
「また挫折したくない、後悔したくない」という気持ちと、
やはり…大切な方のために起業を成し遂げたいという
気持ちがありました。
自分の経験もふまえて、改めて考えると、
「自分の回りの大切な人の痛みや苦しみを取り除きたい」
という想いに起因して起業を考えている方は、
大切な人をお客さま像に置き換えるだけで、
うまくビジネスが構築できるものです。
「一番大切な人は誰なのか?
その人のために何をしてあげたいのか?」
を徹底的に考えることで、
わたしの個人コンサルティングのスタイルも完成しました。
ビジネスをスタートさせるのに、
まず最初に考えるべき、この大切なこと。
あなたの回りにいる人で、
最も幸せになってほしい人は誰ですか?
その人はどうなったら幸せなのか、
その人に成り代わって、ぜひ、イメージしてみてください。
きっと、大きな気づきがありますよ。